MacBookはiPhoneなどと同期もしやすく人気のパソコンですが、新品は価格が高く手が出しづらいです。
そこで中古のMacBookと考えるのですが、モデルや世代はどれが良いのか迷ってしまいます。
この記事では、狙い目なMacBookのおすすめモデルと、購入する際の選び方や注意点を解説します。
目次
狙い目は2016年発売モデルのMacBook Air
狙い目は、2016年発売のMacBook Airです。年式も新しく工業製品として故障リスクが少ないです。
スペックもCUPがCore i5でメモリが8GBなので、動画編集など重めの作業以外なら問題なく使えます。2015年以前のモデルはメモリが4GBが多いので選択肢が狭くなります。
さらに2016年モデルは、6万円~と安い価格帯になっています。
いっちー
目的別!MacBookおすすめモデル
「MacBook」「MacBook Pro」「MacBook Air」の世代とスペック別におすすめのモデルを紹介します。
持ち運びが多い
持ち運びが多いなら軽さを追求した「MacBook」が良いでしょう。
スペックを気にしないのであれば、2015年発売モデルが最安値で5万円~の販売です。
安いMacBookが欲しい
MacBookで安さを追求するなら「MacBook」か「MacBook Air」ですが、中古なら2012年発売の「MacBook Air」が3万円~販売されています。
MacBookの発売は2015年からなので、それ以前のモデルとなるとMacBook Airとなります。
2012年モデルのMacBook AirはスペックがCPUがCore i5(第3世代)、メモリが4GB、ストレージが64GBのSSDが主流です。
編集用MacBookが欲しい
動画編集などの重い作業をするなら2018年モデルの「MacBook Pro」が良いでしょう。15万円~販売されています。
スペックはCPUが第8世代以上、メモリが16GB、GPUが2GB、ストレージが512GBのSSDは欲しいところです。
第8世代以上のCPUであれば、どのクラスでも動画編集が出来ます。第7世代以前のCPUでは作業に時間がかかってしまいます。
また古いCPUではソフトがうまく動かない場合もあるので注意してください。
モニターは15インチ以上が作業がしやすいです。ちなみに2018年の15インチモデルから、第8世代のCoreプロセッサが初めて搭載されました。
▼MacBook Proは高負荷に耐えられるように、見えない機能も充実しています。
動画編集用のPCを購入するなら、AppleノートPCであればMacBook Proを推奨しています。MacBookやAirでも編集はできますが、MacBook Proは熱耐性が高かったり、高負荷にも耐えられる仕様になっています。見えない機能も装備されているので、動画編集のように高負荷がかかるものには最適です。
— かも|ノマド・クリエイター (@eizou_world) April 8, 2020
プログラミング用MacBookが欲しい
プログラミングをMacBookでするなら、2018年モデルの「MacBook Pro」が良いでしょう。15万円~販売されています。
動画編集用と同じモデルですが、プログラミングは開発する内容により必要スペックが若干違いますが、CPUが第8世代以上、メモリが8GB、ストレージが256GBのSSDと少しスペックを落としても問題ないでしょう。
ただしプログラミングにはコンパイル作業がついてくるのでMacBook Airではなく、高負荷に耐えられるMacBook Proが良いですね。
補足ですが、2020年モデルのMacBook ProはM1チップを使ったモデルがありますが、Dockerなどが使えません。現状、中古MacBookには関係のない話ですが頭の片隅に覚えておいてください。
MacBookの選び方
MacBookは以下の3つを意識して選ぶようにしましょう。
- モデルによる違いを知る
- macbookの発売時期(世代)と相場を知る
- 目的に合ったスペックとモデルを決める
①モデルによる違いを知る
MacBookといても以下の3種類のモデルがあります。メリット・デメリットを合わせてご覧ください。
モデル世代 | メリット | デメリット |
MacBook | 軽い | 性能が落ちる |
MacBook Pro | 高性能 | 若干重い |
MacBook Air | 軽さと性能のバランスが良い | MacBookより重く、Proより性能が落ちる |
②macbookの発売時期(世代)と相場を知る
基本的に発売時期(世代)が古くなれば価格も下がりますが、それに伴い性能も落ちていき故障のリスクが上がります。
世代 | MacBook | MacBook Pro | MacBook Air |
2020 | – | 10~22万 | 9~14万 |
2019 | – | 9~25万 | 7~10万 |
2018 | 8万 | 9~19万 | 7~9万 |
2017 | 7~10万 | 7~17万 | 6~8万 |
2016 | 6~8万 | 7~16万 | 6万 |
2015 | 5~7万 | 5~12万 | 4~8万 |
2014 | – | 4~8万 | 4~6万 |
2013 | – | 4~9万 | 4~6万 |
2012 | – | 4~5万 | 3~6万 |
2013年以降のモデルはストレージがPCI Express接続になっているので、少なくとも2013年以降のモデルを選ぶ方が良いでしょう。
また2018年と2019年モデルのMacBook Airはキーボードの方式が違うので覚えておいてください。
③目的に合ったスペックとモデルを決める
MacBookの使用目的は以下に分類されます。ご自身が近いものを選択すると良いでしょう。
MacBook
持ち運びが多く、軽めの作業をする方に向いています。作業としては書類作成、メールの送受信、iPhoneとの同期、YouTube閲覧などです。
MacBook Air
持ち運びをしたくて、動画編集以外の作業をする方に向いています。軽さと性能のバランスが取れたモデルです。重めの作業をしないのであれば、個人的に1番おすすめモデルです。
MacBook Pro
動画編集など重たい作業をする方で、持ち運びしたいと思っている方に向いています。本格的な動画編集はやはりデスクトップの方が良いですが、MacBook Proは持ち運べるのが売りです。
中古MacBook購入時の注意点
パソコンの種類(OSの種類)はWindowsとMacが2大巨塔です。
今回紹介しているMacBookはOSがMacなので、Windowsと違った注意点もあったりします。
MacBookを購入する前にご覧ください。
Windowsではない
そもそもの話ですが、Windowsではありません。
という事はWindows用のソフトも使えないという事です。使う方法もあるのですが、素人には難しい方法です。
OSの違いを踏まえ、MacBookを購入する目的を再度確認してください。
メモリが少ないMacは避ける
MacBookはモデルが新しくなるにつれメモリの容量が増えてきています。これは使用するソフトが高負荷になってきているからです。
なので古いモデルのMacBookでは動作が遅く使い物にならない可能性もあります。
現在の状況を考えると最低8GBは必要と考えておきましょう。可能であれば16GB以上がおすすめです。バージョンUPすることも可能ですが余計な出費になるので最初から容量の多いモデルを選んだ方が良いです。
古すぎるモデルは避ける
古いモデルで安いものなら3万円~ありますが、スペックが低いのはもちろんのこと、古すぎるモデルはバッテリーが寿命を迎え、膨らんでいる場合もあります。
そうなると交換が必要になり無駄な出費になるので注意してください。
MacBookを使用する目的によりますが、安さだけを追求せず、古すぎないモデルで十分なスペックを確保したものを購入しましょう。
費用の目安としては10万円以上はかかると覚えておきましょう。


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どこで買う?「信頼のApple公式」と「安さの中古PC専門店」
MacBookを販売しているショップは数多くありますが、それぞれ特徴があります。
中古のMacBookを売っている場所を調べたのでシェアします。
中古MacBookが売ってる場所
中古のMacBookは以下の場所で売っています。
- 中古PC専門店の通販ショップ
- 大手ネット通販
- 家電量販店の中古コーナー
- リサイクルショップ
- オークションサイト/フリマアプリ
それぞれにメリット・デメリットがあるので紹介します。
ショップ | メリット | デメリット |
中古PC専門店の通販ショップ | 専門スタッフが動作チェックをしている | 在庫数が極端に少ないショップがある |
アップル中古 | 公式の安心がある | 価格が少々高い |
大手ネット通販 | ポイントなどが期待できる | 出店者が多すぎて迷う |
家電量販店 (中古コーナー) |
大手家電ショップの保証がある | 中古コーナーが少ない |
リサイクルショップ | 掘り出し物が見つかる可能性がある | 基本的に個人売買なので保証がない |
オークションサイト フリマサイト |
出品数が多い | 基本的に個人売買なので保証がない |
信頼のおける販売店から買う
中古パソコンの中でもMacBookはそこそこな価格がします。Windowsパソコンなら1万円くらいでありますが、MacBookは最低でも数万円。
なのでWindowsよりも慎重に買う店舗選ばいが大切です。絶対的な信頼度があるApple公式の中古ですが、価格が非常に高いのがネックです。
価格が安く安心度が高いのが中古パソコン専門店です。動作確認や再生作業を丁寧にやっています。
在庫が多く安い販売店で買う
買う場所は信頼度と同時に在庫数も重要になってきます。MacBookって売っている場所が少なくて、売っていたとしても在庫がなかったりするんですよ。
「信頼度」と「在庫数」の基準を満たして、かつ価格も安いのが専門店となります。
数多くある専門店の中でも、「信頼度」「在庫数」「価格の安さ」を満たしている店舗は、「イオシス」と「じゃんぱら」でした。

まとめ
MacBookを購入する際の選び方とおすすめのモデルについて解説しました。
モデルは「MacBook」「MacBook Air」「MacBook Pro」と3種類あり、発売年(世代)は2012年モデルから販売しています。
ただ古すぎるモデルは軽作業にしか使えず、MacBookの本来の良さが分からないままでしょう。
なので狙い目モデルは2016年のMacBook Airです。価格も安く、重すぎない作業であれば利用してみる価値はあります。
また目的により最適なMacBookは違うので、どのモデルでスペックはどれくらい必要なのかを良く理解してから購入してください。

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