中古パソコンは大丈夫か気になりますよね。良くないとか辞めといた方が良いとう意見も聞きます。
安いという最大のメリットがありますが、壊れるというデメリット部分が特に怖いというのが実際の気持ちです。
だめな部分も多くリスクのある中古パソコンですが、安さ以外のメリットもあります。目的によっては新品より中古の方が良い事もあったり。
そこでこの記事では、中古パソコンのメリットとデメリットと、買うべき人について解説します。
目次
デメリット|中古パソコンの危険やリスク
中古パソコンのデメリットは以下のものがあります。
- 不良品を買わされる可能性
- メーカー保証がない
- 傷、汚れ、破損、欠品がある
- ウイルスやスパイウェアの危険性
- 発火の恐れがある
- パーツの劣化による寿命
不良品を買わされる可能性
中古パソコンの品質はピンからキリまでありますが、実際に使ってみないと分からに部分です。
しかもヤフオクやメルカリで買うとノークレームノーリターンと言って不具合があっても返品できない可能性もあります。
またはオーバークロックした過度に負担をかけたパソコンを売っていたり、不正ライセンスで使えない代物を売っていたり、品質の保証が出来ません。
ただしこれは中古パソコン専門店で購入する事で、品質に心配のない商品を購入する事が可能です。
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メーカー保証がない
新品であれば通常1年のメーカー保証がついていますし、3年や5年の延長保証もあります。
この期間中に故障した場合は無料で修理してもらえる安心感があります。
しかし中古パソコンの場合は個人売買などであれば、保証期間がない場合もあります。
専門店で買えば保証がつきますが、数週間から30日長くて1年などです。永久保証という制度もありますが、全てのパーツの保証をしているわけではありません。
傷、汚れ、破損、欠品がある
中古パソコンは販売時にクリーニングをしている場合とそうでない場合があります。
最悪の場合ゴキブリの巣があって、そのままだったりとういう可能性もあります。
また汚れ以外にも傷や割れなどの破損があったり、ネジやキーボードのボタンが取れていたりといった事もありえます。
全ての付属品が揃っていなくて、本体と電源コードだけとう場合もあります。
ウイルスやスパイウェアの危険性
初期化したパソコンであればウイルスの心配はありませんが、個人売買などで初期化せず販売されているものの中には、本人がしらずにウイルス感染していている可能性もあります。
ウイルスには様々な種類がありますが、バックドアというものを仕掛けれれているパソコンを購入してしまったら、個人情報が筒抜けになったり、犯罪行為の踏み台に利用されてしまう危険性もあります。
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発火の恐れがある
中古だからといって必ず発火するとは限りません。ですがノートパソコンの場合、リコール製品や純正以外のバッテリーが搭載されていると危険です。
パソコンの発火事故の多くは、それらの問題を抱えたバッテリーを搭載したパソコンで起こっています。
また古い中古パソコンの溜まった埃に、熱を持ったパソコンが引き金となり発火するケースもあります。
気を付けていれば発火する事はないですが注意する必要があります。
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パーツの劣化による寿命
中古パソコン最大の問題点が、パーツの劣化による寿命(故障)です。パソコンを構成しているパーツの寿命はさまざまで、バッテリーなどは早ければ2年でダメになったりします。
その他のパーツもおおよそ5年を目安に壊れていきます。とはいえ使用頻度によるので、もっと早く壊れる場合もあれば、逆に10ねんくらい使用できるケースもあります。
以下にあげたパーツのどれが壊れるか、検討が付かないのも厄介です。
- ハードディスク
- 電池
- バッテリー
- 液晶モニタのバックライト
- 光学ドライブ
- パーツを認識しない
- コンデンサ
- 液晶のドット抜け
などなど・・・様々なパーツで構成されているので、故障もどのパーツが壊れたか見定めしにくいので厄介です。
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メリット|安いだけじゃない中古パソコン
中古パソコンのメリットは以下のものがあります。
- 価格が安い
- 旧モデルが購入できる
- 余計なソフトが入っていない
- 初期設定がいらない
- 気兼ねなく使える
価格が安い
中古パソコンを買う人の多くは、価格の安さを目的にしているのではないでしょうか。
スペックが高くて安い、とにかく安い。など目的は違うかもしれませんが、行きつくところは安さです。
実際、日常使い出来る中古パソコンが1万円~販売されているのは大きな魅力であります。
旧モデルが購入できる
一部モデルによっては生産終了しても人気のものがあります。そのパソコンを買うには中古しか選択肢がありません。
そういった場合、中古パソコンとして売っていてくれると嬉しくなりますよね。これもメリットのひとつでしょう。
また中古パソコンの多くは、工学ドライブを搭載しています。この光学ドライブ付きを狙うのも中古の良さです。
余計なソフトが入っていない
メーカー製パソコンの嫌なところは、使わないソフトが沢山プリインストールされている事です。
なかには色んなソフトが入っていて嬉しい方もいるかもしれませんが、ソフトが多いとデスクトップ画面が使いにくいのも事実。
それが中古パソコンであれば、メーカー製パソコンであってもソフトがインストールされていない事の方が多く、すっきりと使用する事が出来ます。
余計なソフトが入っていると、パソコンが遅くなって嫌なんですよね。
初期設定がいらない
専門店で購入した中古パソコンは、初期設定済みです。なので購入後すぐに使用可能です。
意外と新品パソコンの設定ってめんどくさいんですよね。メールアドレスや携帯番号が必要だったりと面倒です。
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気兼ねなく使える
安さゆえのメリットですが、壊れても良い気持ちでハードに扱えるのは精神衛生上、非常に良いです。(経験談)
新品や高額のパソコンは、腫れ物にさわるように丁寧に扱いがちです。ちょっとぶつけたりしたら発狂ものです。
使用に関して気を使わなくてよいのは、中古パソコンのメリットでしょう。
中古パソコンを買うべき人は?
中古パソコンを買うか買わないかは、使用目的によるでしょう。
ただし以下の内容にあてはまる人は、購入するとメリットを感じることが出来るのではないでしょうか。
数万円でサブ機を欲しいとか、新品では高いので中古でいいから年式の新しいパソコンを少しでも安く買いたいとかいった方は買うメリットがあります。
- とにかく安いPCが欲しい
- 新機種を定価より安く欲しい
また前述した、メリットの部分で紹介した項目に魅力を感じた場合も、中古パソコンを購入した方が良いです。
以下の項目ですね。
- 旧モデルが購入できる
- 余計なソフトが入っていない
- 初期設定がいらない
- 気兼ねなく使える
ただし新品と同様の保証や綺麗さを求めるのであれば、買わない方が良いかもしれませんね。
この記事で、中古パソコンのデメリットを伝えましたが、特に危険度が高く注意が必要な「ウイルス感染の危険」「発火の危険」「故障のリスク」については、良く知ってから購入した方が良いでしょう。
以下の関連記事から詳細をご覧いただけます。
中古パソコンは危険あり!でも僕がリスク承知で買う理由とは?
ウイルス感染の危険について、以下の関連記事で詳しく書いています。
中古パソコンの危険性!ウイルスや故障のリスクと回避方法
発火の危険について、以下の関連記事で詳しく書いています。
中古パソコンは発火(燃える)事故の報告あり!原因と対策方法
故障のリスクについて、以下の関連記事で詳しく書いています。
中古パソコンの寿命!何年もつの?故障せずいつまで使える?
まとめ
中古パソコンのメリットとデメリットを解説しました。
デメリットだけを見ると中古パソコンは買わない方が良いように見えますが、価格だけでない中古特有のメリットがあります。
中古パソコンの良い部分と悪い部分を理解して、目的に合ったパソコンを購入してください。