3DCADパソコンおすすめはこれ!ノート&デスクトップと推奨スペック

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3DCAD用パソコンを選ぶ際に重要な事は、使うソフトが動くスペックを知る事です。

とはいっても使うソフトが決まっていなかったり、公式サイトの動作環境をみてもイマイチ分かりにくいといった事もよくあります。

また、3DCADといっても機械系と建築系では必要なスペックは違います。

この記事では、CADパソコン選びで迷わない為に必要なスペックの選び方から、コスパの良いメーカー、目的別のおすすめパソコンを紹介します。

いっちー

3DCAD用パソコンはメーカーごとに力の入れ具合が違います。販売台数の多いメーカーがおすすめです。

3DCAD用パソコンの選び方

3DCAD用パソコンを選ぶには最初に、使うソフトが動くスペックを知る事です。まずはここから始めます。

CADといってもソフトによって必要なスペックは変わってきます。

スペックが分かったら次はどのメーカーのパソコンを買うか決めなければなりません。

パソコンは同じスペックでもメーカーによって価格が違うので、安くて信頼のおけるメーカーから買うようにしましょう。

  1. スペック|注目すべきパーツはCPU、GPU、メモリ
  2. GPU「Quadro」の注意点
  3. メーカー|コスパが良いのはBTOメーカー

以上の3点について、詳しく解説していきます。

① スペック|注目すべきパーツはCPU、GPU、メモリ

CAD用パソコンのスペックで重要なのは、CPU、GPU(グラフィックボード)、メモリです。

特にGPU(グラフィックボード)が重要で、この選択を間違えると快適に操作できないパソコンになってしまいます。

具体的にどれくらいのスペックが必要なのか、有名CADソフトが推奨しているスペックを見てみましょう。

3DCAD(ローレンジ)
CADの種類 GPU(Quadro) CPU メモリ
AutoCAD P620~P1000
基本:1GB
推奨:4GB
基本:2.5~2.9GHz
推奨:3GHz以上
基本:8GB
推奨:16GB
Revit P620~P1000 2.5GHz以上
(複数コア使用)
8GB以上
3DCAD(ミドルレンジ)
CADの種類 GPU(Quadro) CPU メモリ
SOLID WORKS P2000~P5000 3.3GHz以上 16GB以上
(一部機能8GB以上)
INVENTOR P2000~P5000
最小:1GB
推奨:4GB
最小:2.5GHz以上
推奨:3.0GHz以上(4コア以上)
1,000パーツ以上推奨:3.30GHz以上(4コア以上)
最小:16GB
推奨:32GB以上
1,000パーツ以上推奨:64GB以上
3DCAD(ハイエンド)
CADの種類 GPU(Quadro) CPU メモリ
CATIA P2000~P5000 OSの動作環境以上 OSの動作環境以上
3DSMAX P4000~P5000 SSE4.2対応プロセッサ 最低:4GB
推奨:8GB以上

ご覧のように使うソフトによって必要なスペックが違っています。

大まかな目安として、GPUはQuadroP2000、CPU3.3GHz以上、メモリは16GB以上となります。

もう少し具体的に、GPU、CPU、メモリについて解説します。

GPU(グラフィックボード)

グラフィックボードにはいくつか種類があるのですが、QuadroがCADソフトとの相性が良いのです。

Quadro以外にも、FirePro、Radeon、GeForceなどがありますが、多くのCADソフトで推奨されているのはQuadroです。

これはCADソフトはOpenGLという技術を使って作られていることが多く、QuadroはこのOpenGLを早く処理する為のGPUだからです。

Quadro以外にもOpenGLの処理が早いGPUはあるのですが、CADソフトの相性が悪い場合もあり、Quadroが推奨されています。

またQuadroは1つのコアの消費電力を抑えて長時間の作業でも熱暴走しにくい作りになっています。

Quadroも種類があって、主なものは以下のようになっています。

Quadroの種類 CUDAコア数 メモリ容量
P620 512 2GB
P2000 1024 5GB
P4000 1792 8GB
RTX4000 2304 8GB
P5000 2560 16GB
RTX5000 3072 16GB
P6000 3840 24GB
RTX6000 4608 24GB

P以降の数字が大きい方が性能も良いグラフィックボートですが、性能に比例して価格も高額になります。

どのQuadroが良いかは、使用するCADソフトによって変わります。

大まかには機械系モデリングQuadroP2000以上、建築系モデリングならQuadroP4000以上、機械系モデリングでもBIM解析を行うのであればQuadroP5000以上が必要です。

ソフト別の必要なQuadroは以下の表を参考にしてください。

3DCAD(ローレンジ)
CADの種類 GPU(Quadro)
AutoCAD P620~P1000
基本:1GB
推奨:4GB
Revit P620~P1000
3DCAD(ミドルレンジ)
CADの種類 GPU(Quadro)
SOLID WORKS P2000~P5000
INVENTOR P2000~P5000
最小:1GB
推奨:4GB
3DCAD(ハイエンド)
CADの種類 GPU(Quadro)
CATIA P2000~P5000
3DSMAX P4000~P5000

CPU

CADで使うCPUの目安はCore i7と覚えておくと分かりやすいでしょう。ただしCPUの世代によって処理能力は違うので8世代以降のCPUにしましょう。

CPUはパソコンの頭脳になりますが、クロック数とコア数にが重要です。

クロック数を料理に例えるとコックさんになります。クロック数が高く性能が良い方が仕事が早いです。コア数はそのコックが何人いるかです。

なのでクロック数もコア数も多い方が良いのですが、注意すべきはCADソフトによっては多コアに対応していない事です。

いくら仕事の早いコックが沢山いても、実際に仕事をしているのが1人では意味がありませんよね。

メモリ

CADで使うメモリの目安は16GBと覚えておくと分かりやすいでしょう。

ただしハイエンドCPUの3DCADを使う場合は32GBも考えましょう。

メモリはデータを処理する作業台のようなもので、メモリの容量が少ないとCADが動かなくなったりエラーが起こったり、最悪の場合はフリーズして画面が固まってしまいます。

フリーズして今まで作ったデータが消えてしまう危険もあるので、メモリ容量は多めにしておいた方が安心です。

② GPU「Quadro」の注意点

先ほど、パソコンのスペックでGPUはQuadroが良いとお伝えしましたが、例外もあるので注意してい下さい。

例外とはQuadroよりも、GeForceが推奨されるCADソフトがあるという事です。(fusion360など)

GeForceはCADよりもゲーム向けのグラフィックボートとなりますが、これはDirectXを早く処理出来るからです。

DirectXはゲームによく使われている技術ですが、まれにCADソフトに使われることもあります。

③ メーカー|コスパが良いのはBTOメーカー

パソコンメーカーといっても沢山ありますが、BTOメーカーならコスパが良いパソコンが購入可能です。

BTOメーカーは安い

BTOとは受注生産の意味で、注文を受けてからパソコンを作るので、在庫を持つ必要がなく低コストでパソコンが販売できます。

なので「NEC」や「富士通」といった国内大手PCメーカーよりも安い価格で同等のスペックのパソコンが買えるんです。

Quadro搭載モデルが多いメーカーを選ぶ

また、そもそもとしてCADで使うようなパソコンは、主にQuadro搭載パソコン(一部CADソフトはGeForce搭載パソコン)が必要になりますが、販売しているメーカーが限られます。

販売していたとしても、モデル数が少なく選択肢がないといったケースもあるので、BTOメーカーでかつQuadro搭載モデルの選択肢が多いメーカーを選ぶ必要があります。

Quadro搭載デスクトップPCが多いメーカー一覧
ツクモ
フロンティア
ストーム
マウスコンピューター
レノボ

Quadro搭載ノートPCが多いメーカー一覧
レノボ
HP(ヒューレットパッカード)
DELL

GeForce搭載PCが多いメーカー
ツクモ
マウスコンピューター
パソコン工房

ワークステーションもBTOメーカーが販売

CPUにXeonを搭載したワークステーションもCADを利用するうえで有効です。

Xeon搭載パソコンは、データの破損を自動で修復する機能を持った「ECCメモリ」、複数のCPUを搭載して作業効率を上げる「スケーラビリティという機能」といった機能が業務効率を向上させます。

ワークステーションにおすすめのメーカー一覧
マウスコンピューター
パソコン工房
レノボ
DELL

【Quadro搭載】3DCADにおすすめのデスクトップPC

デスクトップといってもスペックは様々です。以下の4つに分類して紹介しています。

  • ロースペック(デスクトップ)|値段が安い
  • ミドルスペック(デスクトップ)|機械系CADなど
  • ハイスペック(デスクトップ)|建築系CADなど
  • ワークステーション(デスクトップ)|建築系CADなど

ロースペック(デスクトップ)|値段が安い

値段を抑えようと思うとスペックがどうしても下がってしまいますが、最低ラインのスペックをキープしなければなりません。

そこでGPUがQuadro P620、CPUがCore i5、メモリが16GB、以上で構成されているパソコンを値段が安いCADパソコンとして紹介します。

ツクモ QS5J-A203/T

GPU Quadro P620
CPU Core i5-10400(2.9GHz)
メモリ 16GB
価格 134,800円(税込)~

標準構成では価格が約19万するので、スペックを以下のように落とすことで約14万円のCADパソコンになります。

CPU:「Intel Core i7」⇒「Intel Core i5」

グラフィック機能:「Quadro P2200」⇒「Quadro P620」

ツクモ公式HPはこちら

マウス Z5-QP6

GPU Quadro P620
CPU Core i7-10700(2.90GHz)
メモリ 16GB
価格 153,780円(税込)

Core i7-10700(2.90GHz)搭載でこの価格は安いです。

マウス公式HPはこちら

レノボ ThinkStation P340 Tiny:スタンダード

GPU Quadro P620
CPU Core i5-10400T(2.00GHz)
メモリ 8GB
価格 146,806(税込)

「【おすすめ】ThinkStation P340 Tiny:製造・建築2次元CAD向けSSD搭載エントリー」はCore i3-10100Tですが、「【おすすめ】ThinkStation P340 Tiny:スタンダード」はCore i5-10400Tが搭載されています。

レノボ公式HPはこちら

ミドルスペック(デスクトップ)|機械系CADなど

ミドルスペックは、3D用(機械系)CADなどに適しています。

スペックは、GPUがQuadro P2000以上、CPUがCore i7以上、メモリが16GB、以上で構成されています。

ただし多くのパーツを扱うなど負荷がかかる状況で使用する方は、ハイスペックパソコンを選択する方が良いでしょう。

マウス DAIV Z7-QP2

GPU Quadro P2200
CPU Core i7-10700(2.90GHz)
メモリ 16GB
価格(税込) 197,780(税込)~

ストレージが512GB (NVMe対応)/ M.2シールド付属、電源が700W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS BRONZE】でスペック高いです。

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ツクモ QA7J-C203/T

GPU Quadro P2200
CPU Core i7-10700
メモリ 16GB
価格 189,800円(税込)~

ストレージが500GB SSD (M.2規格 / NVMe接続)、電源がCWT製 700W (定格 650W) 80PLUS BRONZEでスペック高いです。

有名メーカーのコルセアの電源は、OEM元がCWTです。良い電源ついてます。

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フロンティア FRGAH570F/CR

GPU Quadro P2200
CPU Core i7-10700(2.90GHz)
メモリ 32GB
価格 189,800(税込)

32GB (16GB x2) メモリが搭載されていてこの価格。電源も、850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様)で安心です。

フロンティア 公式HPはこちら

ハイスペック(デスクトップ)|建築系CADなど

GPUがQuadro RTX4000以上、CPUがCore i7以上、メモリが16GB、以上で構成されているパソコンを3D用(機械系)CADパソコンとして紹介します。

ツクモ QA9J-D211/ZT

NVIDIA Quadro RTX 4000 / 8GB (DisplayPort x3 、USB Type-C )【+132,000円】

GPU Quadro RTX 4000
CPU Core i9-11900K(3.5GHz)
メモリ 16GB
価格 292,546円(税込)~

Core i9-11900K(3.5GHz)で処理能力が高い。

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マウス DAIV Z7-QR4

GPU Quadro RTX 4000
CPU Core i7-10700K
メモリ 32GB
価格 274,780円(税込)~

インテル Core i7-10700Kの最後に付いてる「K」があるのとないのとでは性能が違います。

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レノボ ThinkStation P340 Tower

GPU Quadro RTX 4000
CPU Core i7-10700(2.90GHz)
メモリ 16GB
価格 315,931円(税込)~

4K編集/3DCG制作プレミアムも可能なモデルです。

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ワークステーション(デスクトップ)|建築系CADなど

CPUはインテルXeon CPUを搭載以上、GPUはQuadro RTX4000以上、メモリは16GB以上のハイスペックマシンです。

マウス MousePro-W996SQR

GPU Quadro RTX 4000
CPU Xeon Silver 4216
メモリ 16GB
価格 591,800円(税込)~

CADワークステーションの中では安い方です。

マウス公式HPはこちら

マウス MousePro-W996DQ

GPU Quadro RTX 5000
CPU Xeon Silver 4216
メモリ 32GB
価格 932,800円(税込)~

Quadro RTX 4000では心配な方に、ワンランク上のQuadro RTX 5000が搭載されています。

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マウス MousePro-W996DQR8

GPU Quadro RTX 8000
CPU Xeon Silver 4216
メモリ 32GB
価格 1,482,800円(税込)~

最高スペックを求める方向けのモデルです。

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【Quadro搭載】3DCADにおすすめのノートPC

Quadro搭載のノートパソコンを、販売しているメーカーはレノボやHPなのですが、一つのモデルにスペックが違ういくつかの構成が存在します。

その中から、以下の表を参考に目的に応じた構成のパソコンを選択してください。

スペック CPU GPU
(Quadro)
メモリ
ロー
・2D、低価格
Core i5 T500 8GB
ミドル
・3D機械系
Core i7 T2000 16GB
ハイ
・3D建築系
Core i9 RTX 4000 32GB

ここでは、Quadro T500固定で低価格の「レノボ ThinkPad P15s Gen 2」と、Quadroの選択肢が多いモデル「レノボ ThinkPad P15」を紹介しています。

  • レノボ ThinkPad P15s Gen 2(低価格モデル)
  • レノボ ThinkPad P15

ロースペック(ノート)|値段が安い

レノボのカスタマイズモデルです。自分好みのパーツで構成されたモデルが購入可能です。

このモデルは、GPUが「Quadro T500」固定でCPUが Core i5-1135G7~Core i7-1185G7まで選択可能。

GPUもCPUも最新モデルを使っていますが、GPUをQuadroシリーズでも低価格なT500に限定する事で、パソコンの価格を抑えられています。

Quadro搭載の安い最新モデルが欲しい方に向いています。画面サイズは15.6型です。

ただしGPUの性能はそれほど高くないので、AutoCADで出来る事には限りがあります。小規模なアセンブリ程度までと考えておきましょう。

選択可能なGPU(グラフィックス)
Quadro T500 (4GB GDDR6)

選択可能なCPU(プロセッサー)
Core i5-1135G7、Core i7-1165G7、Core i7-1185G7

レノボ ThinkPad P15s Gen 2

ミドル&ハイスペック(ノート)|機械系&建築系CADなど

レノボのカスタマイズモデルです。自分好みのパーツで構成されたモデルが購入可能です。

CPUはCore i5-10400H~Xeon W-10855Mまで対応、GPUはQuadro T1000~Quadro RTX 5000まで対応、メモリは8GB~32GBまで対応しています。

最低価格は209,660円(税込・送料無料)~最高価格647,438(税込・送料無料)まで選択可能なので、ご自身の使用環境に合わせて選べます。

画面サイズは15.6型です。

選択可能なGPU(グラフィックス)
Quadro T1000、Quadro T2000、Quadro RTX 4000、Quadro RTX 5000

選択可能なCPU(プロセッサー)
Core i5-10400H、Core i7-10750H、Core i7-10850H、Core i9-10885H、Xeon W-10855M

レノボ ThinkPad P15

【GeForce搭載】3DCADにおすすめのノートPC

「Jw_cad」や「fusion360」がGeForce搭載パソコン推奨です。

CADを使用する上で、GeForceのスペックはそれほど高くなくても構いません。

ここでは、ロースペックとミドルスペックに分けて紹介します。

  • ロースペック|GeForce GTX1650搭載
  • ミドルスペック|GeForce RTX2060搭載

ロースペック(ノート)|GeForce GTX1650搭載

VRAMが4GBのGeForce GTX1650で構成されていますが、価格が安く買いやすいモデルです。

現在、GTX1650よりも性能の低いGPUで構成されたノートパソコンが少なく、また最低でもVRAMは4GB欲しいことから、この構成となりました。

  • GPU:GeForce GTX1650

ツクモ G-GEAR N1547K-710/T

CPU Core i7-10750H
GPU GeForce GTX1650
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD
画面 15.6型
価格(税込) 131,780円

ストレージがSSD500GBなので、使用状況によっては足りませんが外付けSSDで対応しましょう。それ以外の構成は問題ありません。

また、同じシリーズに1万円安いモデルがありますが、ストレージは250GBでメモリは8GBなので、今回紹介するモデルの方が断然お得です。

少しでも安い方が良い方は、N1547K-710/TではなくN1547K-700/Tという選択肢もありますが、あまりおすすめはしません。

>>ツクモで「G-GEAR N1547K-710/T」を見る

ミドルスペック(ノート)|GeForce RTX2060搭載

fusion360の推奨スペック以上の構成で余裕を持ったモデルです。

VRAMを6GBのGeForce RTX 2060を搭載したモデルです。

VRAMが6GBのモデルはいくつかあるのですが、GeForce RTX 2060はその中でも最上位に位置しています。

  • GPU:GeForce RTX2060

ツクモ G-GEAR N1574K-720/T

CPU Core i7-10750H
GPU GeForce RTX2060
メモリ 16GB
ストレージ 500GB SSD
画面 15.6型
価格(税込) 154,800円

ストレージが500GBと少ないですが、GeForce RTX2060を搭載してこの価格は安いです。

ただしメモリが16GB、ストレージも500GBとちょっと少なめ。容量不足は外付けストレージで解消出来ますが、ノートパソコンのメモリは後付けが難しいパーツです。

デメリット部分はありますが、GeForce RTX2060搭載パソコンを安く購入できるモデルになります。

>>ツクモで「G-GEAR N1574K-720/T」を見る

3DCADパソコンに関する疑問

CADパソコンを選ぶうえで気になる疑問について解説します。

MacとWindowsならどっちが良い?

MacとWindowsの違いは3DCADソフトが対応しているかどうかです。

使用するCADソフトがMac対応であればMacでも問題ありませんが、まだMacに対応していないCADソフトもあるので、どのソフトを使うか決まっていない方はWindowsにしておく方が無難です。

またMacとWindowsは操作性が違うので、普段使っているパソコンと同じOSにするのも良いでしょう。

ノートとデスクトップならどっちが良い?

ノートとデスクトップは同じスペックでもデスクトップの方が価格が安いです。

またメンテナンス性もデスクトップの方が良いので、可能であればデスクトップをおすすめします。

ただし持ち運んで作業がしたい場合はノートの方が良いですが、パーツを収納するスペースが小さいので高スペックのノートが欲しいと思っても限りがあると覚えておきましょう。

ノートのメリット
持ち運べる

ノートのデメリット
スペックに限界がある
画面が小さい
バッテリー切れの心配がある

デスクトップのメリット
安い
画面が大きい
メンテナンス性が良い
バッテリー切れの心配がない

デスクトップのデメリット
持ち運べない
スペースをとる

3DCADパソコンは中古でも大丈夫?

スペックさえ気を付ければ中古パソコンでも大丈夫です。

ただし中古市場にCADが使えるようなスペックの高いパソコンはあまりありません。

また価格もそれほど安くないのでコスパ的にみて新品を買う方がお得な場合が多いです。

3DCADパソコンはレンタル・リース出来る?

3DCADパソコンのレンタルは可能です。以下のようなメリットがあります。

  • 最新の機種を使える
  • イベントやセミナーなど外出先で必要になった
  • パソコン導入の初期費用が抑えられる
  • 数日だけ使いたい

自作パソコンでも大丈夫?

自作パソコンでも3DCADの利用に問題ありません。

ただし自作で安くと考えている場合は要注意です。確かに自作した場合は同じスペックです価格を抑える事は可能ですが、思っているよりも安くならない可能せいもあります。

また保証がパーツ単位なので、万が一パソコンに問題が起こった場合でも、どのパーツが問題なのか自分でひとつずつチェックしていく必要があり面倒です。

サポートまで考えると完成品を買う方が無駄な労力がかかりません。

建築学科向けCADパソコンでおすすめは?

建築学科の学生におすすめの3DCADパソコンは、「3D用(建築系)CADパソコンおすすめ3選」で紹介したハイスペックなパソコンです。

ただし学生は移動も多くノートパソコンは必須アイテムです。

なので画面が大きくて軽いノートパソコンと、ゴリゴリのハイスペックデスクトップの2台持ちが望ましいでしょう。

軽いノートパソコンは画面が小さくなりがちですが、17インチで1kgほどというノートパソコンも販売されています。

出来ればさらに、小さくて持ち運びに便利なノートパソコンもあると便利です。

ソフト別!3DCADに必要スペックはこれ

CADソフト別に必要なスペックを紹介します。

より細やかな分類が出来るので、使うソフトが決まっている方は参考にしてください。

AutoCAD(LT)

AutoCAD(LT)のWindowsの動作環境(推奨スペック)は以下のようになっています。

AutoCADのバージョン CPU メモリ GPU
(グラボ)
2022 基本:2.5~2.9 GHz
推奨:3GHz以上
基本:8GB
推奨:16GB
基本:1GB(DirectX11互換)
推奨:4GB(DirectX12互換)
2021 基本:2.5~2.9 GHz
推奨:3GHz以上
基本:8GB
推奨:16GB
基本:1GB
推奨:4GB
(DirectX11互換)
2020 基本:2.5~2.9 GHz
推奨:3GHz以上
基本:8GB
推奨:16GB
基本:1GB
推奨:4GB
(DirectX11互換)
2019 基本:2.5~2.9 GHz
推奨:3GHz以上
基本:8GB
推奨:16GB
基本:1GB
推奨:4GB
(DirectX11互換)
2018 1GHz以上 32ビット:2GB(4GB推奨)
64ビット:4GB(8GB推奨)
True Color、DirectX9対応WindowsDS
DirectX11互換カード
2017 1GHz以上 32ビット:2GB(3GB推奨)
64ビット:4GB(8GB推奨)
True Color、DirectX9対応WindowsDS
DirectX11互換カード
2016 最低:Pentium4または Athlon64 32ビット:2GB(3GB推奨)
64ビット:4GB(8GB推奨)
True Color対応WindowsDS
DirectX9またはDirectX11互換カード
2015 3Pentium4またはAthlon(Dual Core、3.0GHz以上、SSE2対応) 2GB(8GB推奨) True Color対応WindowsDS
DirectX9またはDirectX11互換カード

この動作環境を踏まえたAutoCAD(LT)の必要なスペックは以下のようになります。

AutoCADのバージョン CPU メモリ GPU
2022~2019 3GHz以上 16GB 4GB(DirectX11互換)
2018以前 1GHz以上 8GB True Color、DirectX9対応WindowsDS
DirectX11互換カード

さらに詳しい情報を知りたい方は、以下の関連記事をご覧ください。

SolidWorks

SolidWorksのWindowsパソコンの必要スペックは以下のようになっています。

OS Windows7 SP1(64bit)
Windows 10(64bit)

SolidWorks2021はWindows10のみ

CPU 3.3GHz以上
メモリ 16GB以上
PDM Contributor/ViewerまたはElectrical Schematic:8 GB以上
グラフィックボード Quadro P500~RTX8000
Radeon Pro W5500~WX9100
ドライブ SSDドライブ推奨

以上の動作環境をダッソーシステムズ社が公開していますが、このスペックは最低限必要な数値だと思ってください。

なのでこれ以上のスペックのパソコンでないと快適に動作するとは言えません。

そをふまえパソコンの必要スペックは以下のようになります。

OS Windows 10(64bit)
CPU Core i7~
Ryzen 7~
(3.3GHz以上)
メモリ 16GB~64GB
グラフィックボード Quadro P2200~RTX6000
Radeon Pro W5500~WX7100
ドライブ SSDドライブ

さらに詳しい情報を知りたい方は、以下の関連記事をご覧ください。

fusion360

Fusion360のWindowsの動作環境は以下のようになっています。

OS Windows 7、8.1、10
グラフィックボード 最低:VRAM1GB以上の専用GPU、6GB以上の内蔵グラフィックス
推奨:VRAM4GB以上の専用 GPU
CPU 64ビット
最低:4コア、1.7GHz以上
推奨:6コア、3GHz以上、
画面解像度 最低:1366 x 768
推奨: 1920 x 1080以上
メモリ 最低:4GB
推奨:8GB以上
ディスク空き容量 3GB
インターネット ダウンロード速度2.5Mbps以上
アップロード速度500Kbps以上

  • 最低:最低限動くのに必要なスペック
  • 推奨:複雑なモデリングに必要なスペック

この動作環境を踏まえたfusion360の必要スペックは以下のようになります。

OS Windows10
グラフィックボード GeForce GTX1650以上
CPU Core i7 第8世代以上
画面解像度 1920 x 1080以上
メモリ 16GB以上
ディスク空き容量 SSD 500GB以上
インターネット 光回線(有線なら尚良し)

さらに詳しい情報を知りたい方は、以下の関連記事をご覧ください。

2Dだけで十分なら低価格パソコンでもOK

3DCADが使えるAutoCADなどは2DCADの利用も可能です。

もし使う機能が2Dだけなのであれば、スペックを落としたパソコンを検討しても良いのではないでしょうか。

2DCAD用ノートパソコンについては以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

CADパソコンは高い買い物です。

ですが価格で妥協せず必要なスペックを確保することが作業の効率を高め、結果として高いリターンを得る事が可能となります。

ぜひとも価格だけでCADパソコンを選ばず質で選んでいただければと思います。

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