中古製品というのは前の使用者がどう使っていたか?によって状態が大きく違ってきます。
iPadは主に自宅で動画を観るか漫画を読むかといった方、外出先でガシガシ使う方に分けることが出来ます。
また、長時間の動画鑑賞をする方やたまにネット検索するのみといったライトユーザーなど使い方は様々です。
どんな人が使用していたかによって傷や外観、故障個所など状態が違うので、購入時にチェックすべきポイントが6つあります。
この記事では、中古iPadの購入時における注意点を全て紹介します。
目次
iPadの中古で注意するべき8つのチェックポイント
「Wi-Fiモデル」か「Wi-Fi + Cellularモデル」のチェック
傷のチェック
ホームボタンの効きをチェック
付属品の有無をチェック
バッテリーの劣化をチェック
利用できるiOSのバージョンをチェック
脱獄したiPadでないかチェック
赤ロムのチェック
「Wi-Fiモデル」か「Wi-Fi + Cellularモデル」のチェック
iPadには「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fi + Cellularモデル」があります。
Wi-Fiモデルは、Wi-Fiでしかネットに接続できません。
面倒ではありますが、Wi-Fiモデルでもスマホのテザリング機能を利用すればWi-Fiモデルでもネット通信は利用可能です。
Wi-Fi + Cellularモデルは、Wi-Fiの他にキャリア回線でネットに接続できるモデルですが、SIMカードの契約がキャリアと必要になってきます。
iPadの利用が、自宅のWi-Fi環境のみなら「Wi-Fiモデル」、外出先のWi-Fiがない環境でも利用したいなら「Wi-Fi + Cellularモデル」が良いでしょう。
ただし、注意点がひとつあります。
外出先でも簡単にネットに接続できる「Wi-Fi + Cellularモデル」ですが、SIMロックされた末端は不便なので避けるようにしましょう。
キャリアで購入されたiPadはそのキャリアのSIMしか利用できません。これをSIMロックといいます。
SIMロックされたiPadは特定のキャリアのSIMしか利用できませんが、SIMロック解除されたiPadであれが、ドコモ、au、ソフトバンク、格安SIMが利用可能です。
また、SIMフリーというiPadも存在していて、これは最初からSIMが限定されていないモデルです。
傷のチェック
iPadは画面や背面の面積が大きいので、傷が付きやすくなっています。
画面に傷があると、映像が見にくいと言った弊害が特に起こりやすいので注意が必要です。
とはいえ、保護フイルムや保護カバーを利用している率も高いので、比較的傷の少ない個体が多く中古市場に出回ってはいます。
専門ショップであれば、専門のスタッフがシビアに傷の状態をランク付けしてくれているので安心です。
逆にメルカリやヤフオクなどの個人間取引は、傷の状態が書かれていなかったり、傷なしと書かれていても実際は傷があったりといったトラブルがあります。
刻印に注意
Appleでは、iPadの背面に刻印を入れるサービスを無料で行っています。
前の所有者がこの刻印をしていた場合、全く自分と関係ない文字列を見続けなければなりませんので、気持ちの良いものではありません。
これも専門ショップであれば刻印ありと提示してくれていますが、個人間の取引の場合は出品者が刻印した事を忘れていたりして提示してくれていない場合もあるので注意が必要です。
尿液晶に注意
iPad3が発売された当初は、画面が黄ばんでいると話題になったほどです。
全てのiPad3の画面が黄色いと言うわけではありませんが、ロットによっては尿液晶が存在するのでiPad3を購入する際は覚えておきましょう。
ホームボタンの効きをチェック
感圧式のiPhoneと違い、iPadのホームボタンは全て物理式です。
なので、どうしても使用頻度が高くなると、効きが悪くなったり凹んだまま戻ってこないといった不具合が発生してしまいます。
修理には1万円ほどかかるのでホームボタンに違和感が無いかチェックしましょう。
専門店なら問題があれば故障個所として提示してくれているので、製品情報は必ず読むようにしましょう。
万が一ホームボタンが壊れていた場合は、「マルチタスク用ジェスチャ」という機能を使う事で操作は可能ですが、慣れていないと不便なので一時しのぎととしてしか使えません。
付属品の有無をチェック
iPadの付属品は、「Dockケーブル(またはLightningケーブル)」と「USB変換のアダプタ」の2点と箱です。
箱は好みによりますが、充電器がないと購入しなければならず出費が増えます。
価格的にはそれほど高くはないですが、有る方が無駄な出費がないので良いですね。
付属品に関しても専門店であれば、付属の有無は書かれているので安心です。
メルカリなどの個人間取引の場合は、書いていなかったり写真には映っているけど、販売は本体だけって事もあったりします。
逆に、販売は箱だけっていう詐欺的な販売者もいるので、販売されているもののチェックは怠らないようにしましょう。
バッテリーの劣化をチェック
バッテリーはどうしても使用していくうちに劣化するパーツです。
iPadに使用されているリチウムインバッテリーは駆動時間が長い優れたバッテリーですが、正しい使用方法で使っていたとしてもフル充電で貯められる容量は1年で10%減少します。
例えば、新品で10時間駆動するバッテリーなら、3年経てば7時間しかして駆動することが出来ません。
過酷な状況ならもっと劣化が進み、充電器を挿したままにして過充電になったり、夏場の車の中など高温になる場所においていた場合は、半年で約60%まで性能が落ちると言われています。
バッテリーが健康なiPadが欲しいなら出来るだけ製造日の新しいものを購入するようにしましょう。
利用できるiOSのバージョンをチェック
MacはOSのサポート期間が決まっていて、最新OSでないとセキュリティの面で危険な状態と言えます。
というのも、ウイルスはOSの脆弱性を狙って攻撃してくるのですが、古いOSだとウイルスの侵入を許してしまう不具合が残ったままです。
ウイルス対策には、OSのアップデートが不可欠ですが、古いモデルだと最新OSが搭載出来ません。
脱獄したiPadでないかチェック
脱獄とは、iOSを改変して通常では使用不可能な機能を使用可能にする事です。
Appleの管理外の事をする訳ですから、もちろん保証やサポートは受けられなくなります。
脱獄しているiPad化の確認は、「Cydia」というアプリがインストールされているかどうかで確認できます。
赤ロムのチェック
赤ロムとは、iPadを分割払いで購入して、支払い途中で支払いがされていないiPadiPadの事です。
そのiPadは赤ロムと判定され、キャリアからネットワーク利用制限がかけられ、3G/4G/Cellularの通信が出来なくなってしまいます。
中古を買うなら専門店が安くて安心
iPadが買える場所の価格を比較して表にしたのでご覧ください。(調査したモデルはiPad mini4、定価約6.3万円~8.7万円)
場所 | 価格 | 保証 |
中古PC専門店 (イオシス、じゃんぱら など) |
約2万円~ | 1~3ヶ月 |
大手ネット通販 (楽天、Yahoo!ショッピング) Amazonはアップル製品の中古販売なし |
約2.2万円~ | ショップによる |
リサイクルショップ (ゲオ、ハードオフ など) |
約2.5万円~ | 3~6ヶ月 |
AppleStore(整備品) | 約3.5万円~ | 1年 |
ヤフオク・メルカリ | 出品者による | なし |
ご覧のように、中古iPadは中古PC専門店が安く、約2万円台から販売しています。
また、中古PC専門店は保証を付けて販売しているので、「動かない」「電源が入らない」などの初期不良が万が一あったとしても安心です。
保証だけをみるとAppleStore(整備品)がダントツですが、価格がそれほど安くありません。中古の最大のメリットは安さなので、AppleStoreはあまりお得感はないです。
いっちー
中古PC専門店の中でも、イオシスは価格が安く保証も3ヶ月
中古PC専門店といっても沢山の販売店があり、値段や保証が微妙に違っています。
そんな数ある販売店の中でもイオシスはおすすめです。価格が安いうえに保証も3ヶ月付いています。
イオシスと同じくらい価格の安いじゃんぱらは保証が1ヶ月です。
イオシスとじゃんぱらの価格と保証を表にしました。(価格はiPad mini4で調べました。)
場所 | 価格 | 保証 |
イオシス | 約2万円~約3.5円 | 3ヶ月 |
じゃんぱら | 約2万円~約3.7円 | 1ヶ月 |
いっちー
中古iPadはどこで買う?安く買えるおすすめ専門店は保証も充実
新品を少しでも安くお得に買う方法
割引しない事で有名なApple製品ですが、Apple公式Amazon店で購入すると、Amazonポイントが最大5%還元されるのでポイント分お得になります。
さらにAmazonでは、人に贈るだけでなく自分で使えるチャージタイプというAmazonギフト券があって、利用するだけで最大で2.5%のAmazonポイントが還元されます。
購入時にもらえるポイントとチャージでもらえるポイントの合計で最大7.5%お得になるんです。
- Apple公式Amazon店でApple製品を購入(最大5%のAmazonポイント還元)
- Amazonギフト券のチャージ(最大2.5%のAmazonポイント還元)
Amazonギフト券のチャージの方法は「現金支払い」と「クレジットカード支払い」の2種類ですが、還元率が変わってくるので表で紹介します。
▼現金支払いのポイント還元率
1回のチャージ金額 | 通常会員 | プライム会員 |
90,000円~ | 2.0% | 2.5% |
40,000円~ | 1.5% | 2.0% |
20,000円~ | 1.0% | 1.5% |
5,000円~ | 0.5% | 1.0% |
現金支払いは、コンビニや銀行に行く手間があるのですが、高い還元率が魅力です。
▼クレカ支払いのポイント還元率
1回のチャージ金額 | 通常会員 | プライム会員 |
5,000円~ | 対象外 | 0.5% |
クレジットカード支払いの場合は、プライム会員だけが対象で還元率も0.5%ですが、Amazonの画面上で全て完結するので、手軽さが魅力です。
還元率が低いクレカ払いですが、クレジットカードのポイントも付くので、トータルで考えると現金払いと同じくらいの還元率になるんじゃないでしょうか。
いっちー
裏技|Apple公式Amazon店で17%もお得になる方法
Apple公式Amazon店で17%もお得に購入する方法は、「amaten(あまてん)」という個人間売買を仲介するサイトでギフト券を購入する事です。
最大12%割引でAmazonギフト券を購入できる場合もあるので、Apple公式Amazon店で購入時にもらえるAmazonポイントと合計すると、最大で17%もお得になります。
- Apple公式Amazon店でApple製品を購入(最大5%のAmazonポイント還元)
- 「amaten(あまてん)」Amazonギフト券を購入(最大12%安く買える)
Amazonギフト券を定価よりも安く買えるあまてんですが、いくつか注意点があるので覚えておきましょう。
- 個人間の売買なので不安に思う方もいる
- 在庫がない可能性がある
- 割引額は出品者任せなので思っているより安くない時がある
- 会員登録が必要
これらの注意点が解決できるのであれが、お得にApple製品の購入が出来ます。
使い方は特に難しい事は無くて、サイト上でAmazonギフト券を選択して、会員登録して購入するだけです。
いっちー
Apple製品を安く買う方法!お得な割引購入なら公式がおすすめ
まとめ
中古iPadの購入時における注意点を解説しました。
iPadの中古はやめた方が良いという方もいて、大丈夫?と心配になりますが、購入の際は紹介した7つのチェックポイントを確認しながら、失敗のないようにしてください。