10万~15万円で買えるゲーミングノートPCは、中程度までの重さのゲームがプレイ可能です。
10万円以下の低価格ゲーミングノートPCよりプレイ出来るタイトル数が増え、具体的には、「シャドウオブザトゥームレイダー」や「ファークライ ニュードーン」など。
選択するGPUによっては、重いゲームが遊べる場合もあったりします。
この記事では、10万~15万円のゲーミングノートPC10機種を比較して、おすすめを3機種を紹介。また、搭載すべきパーツやプレイ可能なタイトルなども紹介しています。
いっちー
目次
予算15万円ゲーミングノートPCの理想スペックはどれくらい?
15万円という予算の中で、最高のゲーミングPCを購入しようとした場合の理想のスペックを紹介します。
- GPU:GeForce RTX 3050 Ti
- CPU:Core i5(10世代以上)
- メモリ:16GB
- ストレージ:500GB
いっちー
GPU:GeForce RTX 3050 Tiが理想な理由
素早い描写や複雑な情報を正確に映し出すパーツである「GPU」が1番重要で、可能な限りスペックを上げたいパーツ。
15万円以下で構成を考えた場合、GeForce RTX 3050 Tiが理想です。
ワンランク上の「GeForce RTX 3060」を搭載すると、15万円以上になってしまう可能性が高くなるし、ワンランク下の「GeForce RTX 3050」にすると、性能が約10%も落ちるのでおすすめ出来ません。
理想スペックの「GeForce RTX 3050 Ti」が搭載されたパソコンは、中程度までの重さのゲームなら「FHD(1920×1080)」で「60fps」の数値でプレイが可能です。
ちなみに、「シャドウオブザトゥームレイダー」や「ファークライ ニュードーン」が中程度の重さ。
重いゲームでもタイトルによってはプレイ可能なものもあり、設定を落とせばさらにプレイできるタイトルが増えます。
CPU:Core i5(10世代以上)が理想な理由
CPUは必ずしも高スペックである必要はなく、GPUの性能を最大限に引き出すことが出来ればOKです。
GPU「GeForce RTX 3050 Ti」の性能を引き出すには、CPU「Core i5(10世代以上)」であれば問題ありません。
メモリ:16GBが理想な理由
最近のゲームは負荷が大きく8GBでは容量不足。最低でも16GBが推奨されています。
とはいえ、32GBなら高いフレームレートでゲームプレイしたり、ゲームをしながら他の作業(ゲーム配信やブラウザの立ち上げなど)も可能に。
いっちー
ストレージ:500GBが理想な理由
ストレージはどれくらいあれば良いというのが一概に言えないパーツです。
というのも、必要な容量はインストールするタイトルの大きさと数によって変わるからです。
軽いゲームなら少ない容量でも良いですし、重いゲームや複数のゲームで遊びたいなら大きな容量が必要です。
目安として500GBあれば、重さにもよりますが5~6個のゲームがインストール可能です。
いっちー
理想スペック超えあり!おすすめの10万~15万円ゲーミングノートPC 3機種
10万~15万円で買えるおすすめのゲーミングノートPCを10機種比較して、理想スペックを満たしていた3機種を紹介します。
MSI GF65 Thin 10U |
MSI GF63 Thin 10U |
ASUS TUF Dash F15 FX516PE |
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税込価格 | 税込129,800円~ | 税込118,800円~ | 税込124,800円~ |
GPU | RTX 3060 | RTX 3050 Ti | RTX 3050 Ti |
CPU | Core i5 | Core i5 | Core i7 |
メモリ | 8GB (注意1) |
16GB | 16GB |
ストレージ | 512GB | 512GB | 512GB |
駆動時間 | 7時間 | 7時間 | 14.3時間 |
公式HP |
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おすすめのゲーミングノートPCですが、理想スペックを超えているモデルが2機種あります。
MSIのGF65 Thin 10Uは、GPUが理想スペック以上の「GeForce RTX3060」を搭載して15万円以下。より高いフレームレートで、ゲームをプレイできます。
ASUSのTUF Dash F15 FX516PEは、CPUが理想スペック以上の「Core i7-11370H」を搭載して15万円以下。ゲームだけでなく、クリエイティブな作業や同時に複数の作業をする場合にも力を発揮します。
MSI「GF65 Thin 10U」は、標準で搭載されているメモリが8GBですが、1万円の価格アップで16GBにカスタマイズ可能です。
15万円を超える事はありません。
それぞれの詳細を以下より解説します。
いっちー
MSI「GF65 Thin 10U」|高スペックGPU搭載
価格 | 税込129,800円~ |
GPU | GeForce RTX3060 |
CPU | Core i5 10500H |
メモリ | 8GB – DDR4-3200 SO-DIMM |
SSD | 【NVMe】 512GB |
画面 | 15.6型 |
重量 | 1.86kg |
駆動時間 | 7時間 |
最初にチェックしたいのが、MSI「GF65 Thin 10U」。
GPUに、理想スペックの「GeForce RTX 3050 Ti」よりも性能が高い「GeForce RTX 3060」を搭載しているのが最大の魅力です。
いっちー
性能をtechnical cityのベンチマークを参考に比較すると、「RTX 3060(51.88%)」「RTX 3050 Ti(45.13%)」となり約7%の性能アップ。(数値が高い方が高性能)
7%の差がどれくらいかというと、同じゲームを同じ条件でプレイしてもフレームレートが10fpsも高く表示が可能です。
他にも、薄型筐体であるにもかかわらず、ヒートシンクとエアフロー効率の改善で冷却性能をアップ。長時間プレイでも熱を放出できるようになっているのも見逃せません。
リフレッシュレートが144Hzの液晶でフルHDで高画質、そして7.1chのNahimic3サウンドで高音質でプレイ可能なので、15万円以内でパフォーマンス度の高いモデルが欲しいなら、絶対にMSI「GF65 Thin 10U」です。
ただし、メモリが8GBなので、カスタマイズで16GB以上にアップする必要あり。
約1万円アップで16GBに変更可能で、2万円アップすると32GBまで容量を増やせます。基本価格が約13万円なので、カスタマイズしても合計で15万円以内に収まります。
いっちー
MSI「GF63 Thin 10U」|最安値モデル
価格 | 税込118,800円~ |
GPU | GeForce RTX3050 Ti |
CPU | Core i5 10500H |
メモリ | 16GB(8GBx2) – DDR4-3200 SO-DIMM |
SSD | 【NVMe】 512GB |
画面 | 15.6型 |
重量 | 1.86kg |
駆動時間 | 7時間 |
上で紹介したMSI GF65 Thin 10Uの下位互換モデルで、冷却性能、画面性能、音楽性能は同じですが、GPUを「RTX3050 Ti」、メモリを「16GB」にしています。
メモリ容量はアップしていますが、GPUの性能を下げて価格を1万円プライスダウン。
いっちー
15万円のゲーミングノートPCは中程度のゲームまでプレイ可能なので、メモリ容量は16GBは必要です。基本構成で16GBにアップしたのは嬉しいところです。
下がったGPUの性能を、technical CITYというスペック比較サイトの全体的なベンチマークテストでみると、「GeForce RTX 3050 Ti」は「GeForce RTX 3060」と比べて7%のダウンです。
いっちー
ASUS「TUF Dash F15 FX516PE」|バッテリーが約14.3時間駆動
価格 | 税込124,800円~ |
GPU | GeForce RTX 3050 Ti |
CPU | Core i7-11370H |
メモリ | 16GB |
SSD | SSD : 512GB |
画面 | 15.6型 |
重量 | 2.1kg |
駆動時間 | 14.3時間 |
このゲーミングノートPCも理想スペックは満たしていますが、他のモデルと違うところは、バッテリー駆動時間がメーカー公式発表で「約14.3時間」なところ。
充電を気にせず、持ち運んでゲーミングノートPCを使いたい方は、約14.3時間駆動の、ASUS「TUF Dash F15 FX516PE」が良いでしょう。
いっちー
定価149,800円(税込)ですが、今なら124,800円(税込)で販売中です。
今回紹介した、おすすめ3機種
MSI GF65 Thin 10U |
MSI GF63 Thin 10U |
ASUS TUF Dash F15 FX516PE |
GPU「GeForce RTX 3060」搭載でゲーム性能が高い。一押しモデル。 | GPUをスペックダウンして価格を抑えたモデル。 | バッテリー駆動時間が約14.3時間。持ち運んで使うならこれ。 |
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理想スペック満たせず!全モデルGPU性能が低い、その他の7機種
先ほど紹介したおすすめモデルよりもスペックが劣りますが、低価格であるのが強みです。
中にはスペックに対して割高なモデルもありますが、NEWモデルであったりメーカー保証が充実しているなど、スペック以外のメリットも見逃せません。
名称 | 価格 (税込) |
GPU | CPU | メモリ | ストレージ |
Dell New Dell G15 |
113,084円 | RTX 3050 | Core i5- | 8GB | 512GB |
マウス G-Tune P5-H |
142,780円~ | GTX 1650 Ti | Core i7 | 16GB | 512GB |
レノボ Lenovo Legion Y540 |
136774円 | GTX 1650 | Core i7 | 16GB | 256GB |
HP Victus 16 (AMD) |
132,000円~ | GTX 1650 | Ryzen 5 | 8GB | 512GB |
MSI Bravo 15 B5 |
148,800円 | RX5500M | Ryzen 7 | 16GB | 512GB |
パソコン工房 LEVEL-15FH120-i5-UXPX |
105,580円~ | CPUに内蔵 | Core i5 | 32GB | 500GB |
フロンティア NSCシリーズ |
129,800円 | CPUに内蔵 | Core i7 | 16GB | 512GB |
それぞれのモデルの詳細は以下より紹介しています。
Dell「New Dell G15」
価格 | 税込113,084円 |
GPU | GeForce RTX 3050 |
CPU | Core i5-11400H |
メモリ | 8 GB, 1 x 8 GB, DDR4, 3200 MHz |
SSD | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
画面 | 15.6型 |
重量 | 2.44kg |
マウス「G-Tune P5-H
価格 | 税込142,780円~ |
GPU | GeForce GTX 1650 Ti |
CPU | Core i7-10750H |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
SSD | 512GB (NVMe対応) |
画面 | 15.6型 |
重量 | 約2.02kg |
レノボ「Lenovo Legion Y540」
価格 | 税込136774円 |
GPU | GeForce GTX 1650 |
CPU | Core i7-9750H |
メモリ | 16 GB PC4-21300 DDR4 SODIMM 2666MHz (8 GBx2) |
SSD | 1TB 5400 rpm + 256GB SSD |
画面 | 15.6型 |
重量 | 約2.3kg |
HP「Victus 16 (AMD)」
価格 | 税込132,000円~ |
GPU | GeForce GTX 1650 Laptop |
CPU | Ryzen 5 5600H |
メモリ | 8GB |
SSD | 512GB |
画面 | 16.1型 |
重量 | 約2.46kg |
MSI「Bravo 15 B5」
価格 | 税込148,800円 |
GPU | Radeon RX5500M 4GB |
CPU | Ryzen 7 5800H |
メモリ | 16GB(8GBx2) – DDR4-3200 SO-DIMM |
SSD | 【NVMe】 512GB |
画面 | 15.6型 |
重量 | 2.35Kg |
パソコン工房「LEVEL-15FH120-i5-UXPX」
価格 | 税込105,580円~ |
GPU | Intel Iris Xe Graphics(CPUに内蔵) |
CPU | Core i5-1135G7 |
メモリ | DDR4-3200 S.O.DIMM (PC4-25600) 32GB(16GB×2) |
SSD | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
画面 | 15.6型 |
重量 | 約1.68kg |
フロンティア「NSCシリーズ」
価格 | 税込129,800円 |
GPU | Intel Iris Xe Graphics(CPUに内蔵) |
CPU | Core i7-1165G7 |
メモリ | 16GBメモリ (8GB×2) |
SSD | [M.2 NVMe SSD] 512GB |
画面 | 14.0型 |
重量 | 1kg以下 |
GPU性能が劣るので落選した、その他の7機種
名称 | 価格 (税込) |
GPU | CPU | メモリ | ストレージ |
Dell New Dell G15 |
113,084円 | RTX 3050 | Core i5- | 8GB | 512GB |
マウス G-Tune P5-H |
142,780円~ | GTX 1650 Ti | Core i7 | 16GB | 512GB |
レノボ Lenovo Legion Y540 |
136774円 | GTX 1650 | Core i7 | 16GB | 256GB |
HP Victus 16 (AMD) |
132,000円~ | GTX 1650 | Ryzen 5 | 8GB | 512GB |
MSI Bravo 15 B5 |
148,800円 | RX5500M | Ryzen 7 | 16GB | 512GB |
パソコン工房 LEVEL-15FH120-i5-UXPX |
105,580円~ | CPUに内蔵 | Core i5 | 32GB | 500GB |
フロンティア NSCシリーズ |
129,800円 | CPUに内蔵 | Core i7 | 16GB | 512GB |
ゲーミングPCのパーツの選び方
ゲーミングPCで特に重要なパーツはGPU(グラフィック)とCPU(プロセッサ)になります。
- GPU(グラフィック)
- CPU(プロセッサ)
この2つの性能は必ず見るようにしましょう。
最も重要なパーツ「GPU(グラフィック)」
中でも、最も重要なパーツ「GPU(グラフィック)」は、映像を画面に映しだすパーツ。スペックが高いと、綺麗でカクツキのない描写が可能となります。
逆にスペックが低いと、画像が荒く表示されたり、ゲームの動きにGPUがついていかずカクカクとした動きになったりするので、ゲームを楽しめません。
いっちー
「CPU(プロセッサ)」はGPUとの相性を考えて
次に重要なパーツ「CPU(プロセッサ)」ですが、性能が高ければ良い!と言うわけではありません。
ゲームだけを考えるなら、グラフィックの性能を引き出せるパワーがプロセッサにあれば十分。
必要以上に高くなくても良いでしょう。
とはいえ、プロセッサの性能が高いからといって悪い訳では無く、ゲーム以外に、以下のような作業をする方に高性能プロセッサは、むしろ合っているといえます。
- 動画編集、RAW現像、DTMなどクリエイティブな作業をする方
- 動画視聴しながらネット検索をするなど、同時に複数のアプリを使用する方
いっちー
この場合、せっかく高性能なグラフィックを搭載していても本来の性能を発揮できません。
プロセッサの性能が低い場合は、購入時のカスタマイズでスペックを上げるようにすると良いでしょう。
プレイ可能なゲーム
10万~15万円のゲーミングノートPCに使われているGPUで、どんなゲームがプレイできるかお伝えします。
基準として「FHD(1920×1080)」で「60fps」のプレイ可能かどうかを判定基準とします。
プレイ可能は「〇」、プレイが可能だけど60fpsでは無理で30fpsなら可能は「△」、プレイ不可能が「×」で表示しています。
ゲームタイトル | ゲームの重さ | GeForce RTX 3060 |
GeForce RTX 3050 Ti |
Apex Legends | 軽い | 〇 | 〇 |
PUBG | 軽い | 〇 | 〇 |
フォートナイト | 軽い | 〇 | 〇 |
VALORANT | 軽い | 〇 | 〇 |
シャドウオブザトゥームレイダー | 中程度 | 〇 | 〇 |
ファークライ ニュードーン | 中程度 | 〇 | 〇 |
FF14 | 中程度 | 〇 | 〇 |
PSO2 | 重い | 〇 | 〇 |
ボーダーランズ3 | 重い | 〇 | △ |
FF15 | 重い | 〇 | △ |
サイバーパンク2077 | 重い | △ | △ |
ウォッチドッグス レギオン | 重い | △ | △ |
どちらのGPUも中程度の重さまでなら高設定でもプレイ可能です。
ですが差が出るのが重いゲームをプレイする時。どちらも重いゲームはプレイ可能ですがタイトルに差があります。
RTX 3060が高設定でプレイ可能な「ボーダーランズ3」や「FF15」が、RTX 3050 Tiでは設定を低くしないとプレイ出来ません。
また、サイバーパンク2077やウォッチドッグス レギオンなどはどちらのGPUも設定を低くしないとプレイ出来ません。
MSI GF65 Thin 10U |
MSI GF63 Thin 10U |
ASUS TUF Dash F15 FX516PE |
GPU「GeForce RTX 3060」搭載でゲーム性能が高い。一押しモデル。 | GPUをスペックダウンして価格を抑えたモデル。 | バッテリー駆動時間が約14.3時間。 |
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表で紹介したタイトルがプレイ出来る全てではありません。
軽いゲーム、中程度の重さのゲーム、重いゲームの目安としてご覧ください。
10万~15万円ゲーミングノートPCの注意点
注意点を解説します。
あくまで中程度の重さのゲーム用PC
15万までのゲーミングノートPCは、性能が良いGPUを搭載可能なので、スペック的に一部の重いゲームは高設定でプレイ可能です。
ですが、基本的には中程度までのタイトルに向いているのが15万円ゲーミングノートPC。
全てのタイトルがプレイ出来る訳ではありません。
重いゲームでも、設定を落とすかフレームレートを30fpsで妥協するとプレイ可能ですが、設定を近位せず快適にプレイしたいなら20万のゲーミングノートPCがおすすめです。
GPUは予算内で最高のものをチョイスする
10万~15万円で販売されているゲーミングノートPCには、スペック低いものから高いものまで様々なGPUが搭載されています。
2万円の差とかで性能が全然違ってきたりするので、15万円の予算内で最高スペックのGPU搭載モデルを選ぶ方がお得です。
僕が調査したところ、以下のGPUが使われていました。
モデル名 | ベンチマーク性能 |
RTX 3060 | 51.88 |
RTX 3050 Ti | 45.13 |
RTX 3050 | 32.16 |
GTX 1650 Ti | 29.32 |
GTX 1650 | 26.21 |
RX 5500M | 15.23 |
Intel Iris Xe Graphics(CPUに内蔵) | 13.82 |
GTX860M | 11.47 |
technical cityのベンチマーク性能の数値を見ると、約5倍の性能差があります。(数値が高い方が高性能)
10万~15万円のゲーミングノートPCでは、搭載されているGPUにこれだけの違いがあるので、ちょっと安いからといって低スペックGPU搭載のパソコンを買わないようにしましょう。
ノート用のGPUは性能が低い
GPUの名称が同じでもゲーミングノートPCに搭載されているGPUはノート用に開発されたものです。
これはデスクトップ用のGPUよりも小型であるのがメリットですが、反対に性能が低いのがデメリットです。
なので、どうしてもプレイできるゲームが少なくなってしまいます。
デスクトップ用パーツとの比較
具体的な性能はtechnical cityのベンチマーク性能を見ると、以下の表のようになっています。
デスクトップ用の性能 | ノート用の性能 | |
RTX 3060 | 62.39 | 51.88 |
RTX 3050 Ti | – | 45.13 |
RTX 3050 Tiはモバイル(ノート)用なのでデスクトップ用がありません。
なのでRTX 3060をみてみると、約10%ほどの性能の差があります。
これが実際にゲームにどう影響するかというと、同じゲームで同じ設定もで、ノート用ではフレームレートが10fpsほど低くなります。
10fpsの差は、高いフレームレートでプレイ可能なタイトルなら良いのですが、例えばデスクトップPCで高設定60fpsがギリギリ出せるタイトルの場合、ノート用の場合は50fpsになりプレイに影響が出てくる可能性もあります。
いっちー
長時間のプレイには向かない
ノートはデスクトップと違い冷却性能が弱いです。
なので長時間プレイしていると、どうしても内部温度が高くなりファンが回ったり、熱が放出しきれず暴走する可能性もあります。
いっちー
僕が使っているのは「Lamore 」のノートPCクーラーです。音が静かなのに強力に冷却してくれます。
これを使ってから、ノートPCのファンが回りません。それくらい冷えてます。
まとめ
10万~15万円のゲーミングノートPCのおすすめモデルと、使われているパーツとプレイ可能なタイトルなどについて解説しました。
ゲーミングノートPCの要であるGPUに高性能なパーツを搭載可能ですが、それでも快適にプレイできるのは中程度までの重さのゲームです。
どうしても重いゲームになると設定を下げるか低いフレームレートでしか動かないのが現状です。
重いゲームまで快適にプレイしたいなら20万円のゲーミングノートPCがおすすめです。
MSI GF65 Thin 10U |
MSI GF63 Thin 10U |
ASUS TUF Dash F15 FX516PE |
GPU「GeForce RTX 3060」搭載でゲーム性能が高い。一押しモデル。 | GPUをスペックダウンして価格を抑えたモデル。 | バッテリー駆動時間が約14.3時間。持ち運んで使うならこれ。 |
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