価格が魅力な中古iPhone。でも中古って前の人がどう使っていたか分からないし不安ですよね。
中古iPhone「やめた方がいい」とか「おすすめしない」って方もいますが、注意点を知っていれば安心して購入が可能です。
この記事では、中古iPhoneの注意点とメルカリなどフリマで購入する注意点なども合わせて紹介しています。
目次
中古iPhoneの注意点!まず初めにチェック
中古iPhoneには以下の注意点があります。
- バッテリーは消耗品と考える事
- 新品から1年間を超えたモデルはメーカー保証がない
- iPhone 6以前のモデルは買わない方が良い
ひとつづつチェックしていきましょう。
バッテリーは消耗品と考える事
バッテリーの寿命は1000回充電すると80%まで機能が落ちると言われています。
1日1回充電したとして3年で1000回になります。なので3年以上たっているモデルはバッテリーの交換も視野に入れて購入する方が良いでしょう。
新品から1年間を超えたモデルはメーカー保証がない
iPhoneは、新品の場合は購入日から1年間はメーカー保証があります。またAppleCare+の保証期間は2年です。
発売されてから間もないiPhoneであれば残りのメーカー保証があります。(IMEIで調べられます)
ただし発売から1年または2年を超えたiPhoneは、どう転んでもメーカー保証はないので、買うショップの保証となります。
中古iPhoneは保証があるショップで買いましょう。
iPhone 6以前のモデルは買わない方が良い
iPhone 6以前のモデルは最新OSのアップデート対象外ですし、フェリカや防水&防塵機能がないので買わない方が良いです。
以上がiPhone自体の注意点になります。
次に購入する場所によって起こりうる注意点を紹介します。
中古iPhoneはウイルスに感染している危険はあるの?
中古iPhoneのウイスるの危険について解説します。
ウイルス感染より遠隔操作アプリが危険
iPhoneよりもAndroidの方がウイルスには脆弱で危険ですが、iPhoneも「WireLurker」「Masque Attack」「Xcode Ghost」などのウイルスの被害を受けた過去があります。
現在はウイルスというよりも、遠隔操作アプリの方が危険度が高いと言えるでしょう。
遠隔操作アプリは多くありますが、Cerberus 反盗難が有名です。
本来の目的は盗難防止なのですが、悪用する事で盗撮や盗聴が可能となります。
下の動画は、盗難防止アプリを使った実験ですが、遠隔操作によって住所などの情報を入手しています。
自分で出来る対策はしておいた方が安心
次の3つの対策をする事で安全にiPhoneを使用する事が可能です。
脱獄(JailBreak)iPhoneは購入しない
最初に初期化する
最新のiOSにアップデートする
脱獄(JailBreak)iPhoneは購入しない
まずは脱獄iPhoneを購入しない事が大切です。
脱獄されたiPhoneはインストールできるアプリの幅が増える代わりに、ウイルスが仕込まれている可能性も高くなります。
最初に初期化する
危険なアプリがインストールされていたとしても、初期化して最初の綺麗な状態にする事で安全を保てます。
初期化は、「設定」⇒「一般」⇒「リセット」⇒「すべてのコンテンツと設定を消去」の順に進むと可能です。
最新のiOSにアップデートする
最新のiOSであればウイルスの標的になるような脆弱な個所が修正されているので安心です。
「設定」⇒「一般」⇒「ソフトウェアアップデート」の順に進むと可能です。
購入時の注意点!メルカリ・ヤフオクなど個人売買はリスクが高い
フリマ・オークションサイトだけでなく、きちんをiPhoneをチェックしていないショップでも起こりうる危険です。
とはいえ、個人売買の方がそのリスクは高いです。
最悪の場合、購入したけど使えない、返品も出来ないという事態にならないようによく確認しましょう。
- SIMフリー(SIMロック解除)されていないかも
- 赤ロム(ネットワーク利用制限)の危険がある
- アクティベーションロックがオフじゃないかも
- 傷や損傷が激しい可能性がある
- 水没したiPhoneが売られている事がある
- 電源が入らないリスクがある
それぞれ解説していきますね。
SIMフリー(SIMロック解除)されていないかも
SIMフリー(ロック解除)とは購入したキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のSIMでなければiPhoneが使えません。
それを格安SIMなども含めどんなSIMでも使えるようにするのがSIMロック解除です。ただし中古iPhoneはキャリアでSIMロック解除してもられません。
なので前所有者が売る時にSIMロック解除している必要があります。
ただしドコモのiPhoneならドコモ系格安SIMがつかえるので、格安SIMを使いたいけどSIMロック解除済(SIMフリー)のiPhoneがない場合は、ドコモのiPhoneを選ぶようにしましょう。
また今使っているキャリアがauならauのiPhone、ソフトバンクならソフトバンクのiPhoneを選びます。
赤ロム(ネットワーク利用制限)の危険がある
中古スマホには、ネットワーク利用制限(通信規制、赤ロム)の危険があります。(一般的には赤ロムという)
赤ロムといわれるスマホは、前の所有者が残りの機種代金を支払っていなくてネットに繋げなくなります。
赤ロムかどうかは見た目だけでは分からず、ショップ側も売ってしまう可能性もあります。
ヤフオクやメルカリなどの個人売買は赤ロムを販売しているリスクや、もし赤ロムだった時の保証がないので、購入は赤ロム時の交換や返金保証があるショップを選びましょう。
ネットワーク利用制限の保証があるショップを選ぶ
いっちー
IMEIでネットワーク利用制限かどうか調べる
信頼のおけるショップでiPhoneを購入する場合は安心ですが、もし個人売買で購入する場合はIMEIを知る必要があります。
IMEI分かれば、ネットワーク利用制限がかけられているかどうかを調べれます。
キャリア版iPhoneを個人から購入する場合は、IMEIをチェックしましょう。
IMEI番号を入力して「○」なら問題ありません。もし「△」だったら注意が必要です。利用制限がかかっているので、購入しないか販売者に保証の有無を問い合わせましょう。
アクティベーションロックがオフじゃないかも
アクティベーションロックとはiPhoneの盗難防止用のロックのことです。ロックされているとユーザーのappleIDとパスワードでロックを解除しないと利用できません。
こちらも信頼のあるショップから購入する場合は問題ありませんが、個人間売買の場合はロックがかかっている可能性があります。
傷や損傷が激しい可能性がある
外観の傷や汚れの感じ方には個人差があります。
美品と一口に言っても、少しの傷なら美品と思う人もいれば、よく見なければ見えない傷なら美品、全く傷がないものが美品というように感じ方は人によって違います。
厳しい基準がある専門業者とは違うので、出品者が商品説明に目立つ傷はないと書いていても、実際の届いたものは傷が目立つという場合があります。
商品説明で詳細を確認するにしても、信頼が重要なショップとちがい、写真を加工して綺麗にすて商品説明にアップするとか、あえて傷の事は触れずに「写真で判断してください」と濁す出品者もいます。
そのような粗悪なiPhoneを購入してしまったとしても保証などありません。
ノークレーム・ノーリターンという魔法の言葉により泣き寝入りするしかないので、細心の注意を払う必要があります。
唯一の対策法としては、出品者の取引履歴を確認して評価をチェックする事です。
水没したiPhoneが売られている事がある
水没したiPhoneでも使える事があるので、その事実を隠して出品している場合もあります。
ですが一度水没したiPhoneは故障のリスクがあるので、そのまま使い続けるのは危険です。
購入したiPhoneの液体侵入インジケータ(LCI)確認しましょう。水没マーク、水没センサー、水没判断シールと呼ばれる事もあります。
iPhone5以降ならSIMカード挿入口、iPhone4以前なら充電ケーブルの差込口でチェックできます。
この部分が赤く変色していれば水没したとうサインなので、商品説明にこの部分の写真があると信頼できると言えるでしょう。
電源が入らないリスクがある
電源が入らないiPhoneを出品している場合もあります。
相場価格よりも安すぎる価格設定のものは注意した方が良いでしょう。
これも電源が入った状態の写真を掲載しているかを確認する必要があります。
SIMフリー買うなら専門店が安全!さらに、安くて保証も充実
中古iPhoneを販売しているショップは数多くありますが、それぞれ特徴があります。
中古iPhoneが売ってる場所
中古のiPhoneは以下の場所で売っています。それぞれにメリット・デメリットがあるので紹介します。
ショップ | メリット | デメリット |
中古専門ショップ | 専門スタッフが動作チェックをしている | 在庫数が極端に少ないショップがある |
AppleStore (整備品) |
公式の安心がある | 価格が少々高い |
大手ネット通販 | ポイントなどが期待できる | 出店者が多すぎて迷う |
家電量販店 (中古コーナー) |
大手家電ショップの保証がある | 中古コーナーが少ない |
リサイクルショップ | 掘り出し物が見つかる可能性がある | 基本的に個人売買なので保証がない |
オークションサイト フリマサイト |
出品数が多い | 基本的に個人売買なので保証がない |
信頼のある販売店から買う
中古iPhoneのは慎重な店舗選びが必要です。絶対的な信頼度があるApple公式の中古ですが、価格が非常に高いのがネックです。
また一定以上前のモデルは販売していないので、欲しいモデルが買えない可能性もあります。
価格が安く安心度が高いのが中古専門ショップです。動作確認を丁寧にやっています。
安くて保証がある中古専門ショップはイオシス
有名専門ショップのイオシスとじゃんぱらの価格と保証を比べました。
価格は2018年モデルのMacBook Pro 13インチで調べました。
場所 | 価格 | 保証 |
イオシス | 約3万円~ | 3ヶ月 |
じゃんぱら | 約8万円~ | 1ヶ月 |
価格はそれほど変わりませんが、保証期間がが違います。イオシスは3ヶ月なのに対し、じゃんぱらは1ヶ月です。
価格が同じなら保証が長い方が良いので、iPadを買うならイオシスが良いでしょう。
中古iPhoneはどこで買う?安く買えるおすすめ専門店は保証も充実
狙い目の中古iPhone!XSシリーズは安くて安くて高機能
画面サイズが5.8インチのiPhone XSと、画面サイズが6.5インチのiPhone XS MAXが狙い目です。
iPhone XSシリーズが優れている点は以下になります。
- 2018年発売で新しい機種
- 定価約11万~15万円が1/3の価格の3万円台~
- iPhone XRよりスペックが高いのに中古では同じ価格
狙い目の中古iPhoneについて、詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。
まとめ
中古iPhoneの注意点を紹介しました。
- バッテリーは消耗品と考える事
- 新品から1年間を超えたモデルはメーカー保証がない
- iPhone 6以前のモデルは買わない方が良い
他にもフリマやオークションなどの個人売買は、どんなiPhoneが届くか分からないので注意すべきでしょう。
- SIMフリー(SIMロック解除)されていないかも
- 赤ロム(ネットワーク利用制限)の危険がある
- アクティベーションロックがオフじゃないかも
- 傷や損傷が激しい可能性がある
- 水没したiPhoneが売られている事がある
- 電源が入らないリスクがある
この記事で紹介した注意点をチェックして、安全にiPhoneを手に入れましょう。