奈良公園の紅葉!おすすめ3コースを紹介

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奈良公園は広く全ての紅葉スポットを回ると時間がかかります。歩く速度などにもよりますが半日とか1日かけて紅葉を回る事も可能です。

ですが全て回るのではなく、ポイントを決めて回る事もできます。

この記事では、寺や神社だけを回るコース、イチョウだけを楽しむコース、そして全体を回るコースの3コースを解説します。

おすすめコース3選

コースの特徴

コースはその人の趣味や体力に応じて、いくらでも作る事ができます。今回は以下の3コースです。

  • 寺と神社の紅葉を回るコース
  • イチョウだけを見て回るコース
  • 奈良公園全体の紅葉を楽しむコース

寺と神社の紅葉を回るコースとは?

奈良公園内にあるお寺や神社と、紅葉を一緒に楽しむコースです。通常、奈良公園の観光といえば、「東大寺」「春日大社」「興福寺」の3ヶ所をまわります。

基本的にこの3ヶ所を回るのがこのコースの特徴です。ただ違う点は普通の観光と違いお堂がメインではなく、紅葉がメインです。

なので回るべき紅葉スポットの紹介をします。

イチョウだけを見て回るコースとは?

イチョウに特化したコース。紅葉といえばもみじ。ですがイチョウの黄色や落葉の絨毯も、もみじとは違った紅葉を楽しみたい方やイチョウ好きな方に向けたコースです。

奈良公園全体の紅葉を楽しむコースとは?

定番コースといえるのではないでしょうか。奈良公園内の紅葉をひととおりぐるっと回るコースです。ほとんどの紅葉を見れますが、かなり歩くので体力に自信のある方に向いています。

奈良公園紅葉マップ(この中から回ります)

もみじ

1. 大仏池
2. 東大寺指図堂(穴場)
3. 手向山八幡宮(穴場)
4. 春日野園地
5. 吉城川
6. 春日山遊歩道
7. 水谷茶屋
8. 春日大社
9. 飛火野
10. 浮見堂
11. 氷室神社
12. 興福寺
13. 猿沢池

イチョウ

1. 大仏池
2. 東大寺(大湯屋)
3. 手向山八幡宮
4. 東大寺東塔跡
5. 春日大社 祓戸神社

寺と神社の紅葉を回るコース

回るスポット

  • 興福寺
  • 春日大社
  • 東大寺(手向山八幡宮)
  • 東大寺(東大寺指図堂)

出発地点までのアクセス

出発地点は興福寺です。

徒歩

近鉄奈良駅からは、駅を出て東に行くと興福寺なのでそのまま徒歩でOK。10分もかからず着きます。

JR奈良駅からは三条通りを徒歩で行くと15~20分くらいかかります。

バス

2番乗り場からの市内循環バスに乗り「県庁前」で下車して、目の前の大通り「大宮通り」を渡ると興福寺です。

車の場合は、興福寺周辺か、ならまちの北部がベストです。駐車場の位置は以下の記事を参考にしてください。

興福寺に近いほど高いです。

興福寺周辺の駐車場!無料は時間制限ありで1番安いのは最大料金600円

ならまち周辺の駐車場のおすすめは以下の3ヶ所です。

(3) タイムズならまち 勝南院町
(5) リパークならまち
(7) リパークならまち第2

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各スポット間の移動時間

興福寺
↓(20分)
春日大社
↓(12分)
手向山八幡宮
↓(8分)
東大寺指図堂

興福寺

春日大社へは参道を通っていきます。春日大社境内の紅葉を見る前に、参道、萬葉植物園、二の鳥居を超えた祓戸神社のイチョウを見ます。

↓(春日大社まで20分)

春日大社

春日大社では、祈祷殿(祈祷所)の紅葉はみるようにしてください。

本殿内をぐるっと回る時間は1時間くらいかかると思います。慣れないと境内の構造が複雑で、今どこにいるのかが分からなくなります。

また縁結びで有名な、夫婦大国社は本殿より南にありますので、こちら側にくると、もっと時間がかかる事がよそうされます。こちらも回ると2時間はみておいた方がいいでしょう。

ですが東側に広がる春日山原始林の紅葉も見れる可能性があります。

非公開: 春日大社の夫婦大国社で縁結び!おみくじ・お守りのご利益や口コミ

↓(手向山八幡宮まで15分)

地図では車道を通ってますが危険ですので、実際に行く時は春日山のふもと側から行く方が安全です。土日は歩行者専用になりますし、平日もこちらの方が車が少ないです。

東大寺(手向山八幡宮)

手向山八幡宮の北部には二月堂や三月堂があります。このあたりの紅葉もお堂と一緒に楽しむ事ができます。手向山八幡宮の大イチョウは必ず見てください。

裏参道沿いにお堂があるので、道に迷う事はおそらくありません。

↓(東大寺指図堂まで8分)

東大寺指図堂

手向山八幡宮や二月堂や三月堂周辺の紅葉を見た後は、東大寺の北側(裏側)を抜けて東大寺指図堂に行きます。

この途中で、東大寺(大湯屋)のイチョウも見る事ができます。

東大寺指図堂の紅葉はもみじですが、木の数が多いとか大きな木だとかではありません。でも真っ赤に紅葉します。この赤色がお堂の色、日本家屋の色?(屋根・柱・漆喰)に、よく映えます。

西には大仏池がありイチョウが有名です。合わせて鑑賞してもいいですね。

お寺や神社の紅葉を回るコースは以上になります。

帰りのルート

来た道を戻るのもいいですが、東大寺の参道を通るのが観光がてら良いかなと思います。南大門も観光できます。

紅葉で言うと、鏡池の紅葉、東大寺東塔院跡、春日野園地、吉城川、浮雲園地でも見れます。特に吉城川はもみじが綺麗です。

市内循環バスで帰る場合は、「東大寺大仏殿・国立博物館」に乗ってください。

イチョウだけを見て回るコース

回るスポット

  • 東大寺東塔跡
  • 手向山八幡宮
  • 東大寺(大湯屋)
  • 大仏池

全て東大寺の境内にありますので、寺と神社の紅葉を回るコースの東大寺の部分だけを、ぎゅっと凝縮した感じです。

出発地点までのアクセス

出発地点は東大寺東塔跡になります。

徒歩

徒歩の場合は、近鉄奈良駅から20分。大宮通りを東に進んで、まずは東大寺の表参道を目指します。そして南大門を過ぎて右に曲がります。

浮雲園地、吉城川、春日野園地、を通り抜けると、もみじの紅葉を見ながら、東大寺東塔跡まで行けます。

JR奈良駅からは30分です。三条通りを進み、興福寺や猿沢池を通り過ぎ国立博物館を抜けて、まずは東大寺の参道を目指します。

バス

バスで行く場合は、近鉄・JR奈良駅から市内循環バスで行きます。2番乗り場から乗り「東大寺大仏殿・国立博物館」で下車してください。そのあとは徒歩と同じです。

車の場合は、東大寺周辺の駐車場が一番近いです。ただ東大寺参道前の、「夢風ひろば」は施設内で2000円以上購入で2時間無料ですが、その後は高鳴ります。

「ブラザーパーク大仏前」「TOMOパーキング奈良大仏殿前」は大仏殿が近いので高いです。

車の場合、穴場駐車場の天害門周辺に駐車して、コースを逆から回るのも、ひとつの方法です。

東大寺周辺の駐車場で安くて近いのはココ!無料や予約、穴場も解説

各スポット間の移動時間

東大寺東塔跡
↓(3分)
手向山八幡宮
↓(5分)
東大寺(大湯屋)
↓(5分)
大仏池

東大寺東塔跡

東大寺東塔跡まで行くには2つのパターンがあります。バス停の「東大寺大仏殿・国立博物館」から説明すると、一つ目は東に100mほど進み左にまがり、表参道から南大門を抜けて鏡池を右に曲がる方法。

二つ目は参道ではなく、浮雲園地、吉城川、春日野園地を抜けて行くパターンです。

南から北へ進むのは同じですが、平行して進みます。二つの違いは、参道を歩き歴史やお土産屋を楽しむか、園地や小川の自然ともみじなどの紅葉を楽しむかの違いです。

お好みによりパターンを変えてみてください。

↓(手向山八幡宮まで3分)

手向山八幡宮

境内に大きなイチョウの木があります。

↓(東大寺(大湯屋)まで5分)

東大寺(大湯屋)

昔のお風呂。こちらも屋根を越す高さのイチョウの木があります。

↓(大仏池まで5分)

大仏池

東大寺の大仏殿の北側を抜けていきます。

イチョウの木の下で落葉のイチョウを見るのも綺麗ですし、池の向こうから紅葉と東大寺大仏殿を背景に見るのも良いです。

帰りのルート

寺と神社の紅葉を回るコースと同じです。または、行きのパターンと同じで、参道から帰るパターンと、園地や吉城川を抜けて帰るパターンがあります。

市内循環バスで帰る場合は、「東大寺大仏殿・国立博物館」に乗ってください。

奈良公園全体の紅葉を楽しむコース

回るスポット

寺と神社の紅葉を回るコースとイチョウだけを見て回るコースを足して、さらに浮見堂や園地、吉城川など全てを回るコースです。

15ヶ所のスポットを回る豪華なコースです。かなり歩くので、ハイキングと同じくらいの服装がおすすめです。

  • 興福寺
  • 猿沢池
  • 浮見堂
  • 飛火野
  • 春日大社(表参道)
  • 春日大社(祓戸神社)
  • 春日大社(境内)
  • 水谷茶屋
  • 手向山八幡宮(穴場)
  • 東大寺(大湯屋)
  • 東大寺指図堂(穴場)
  • 大仏池
  • 東大寺東塔跡
  • 春日野園地
  • 吉城川

出発地点までのアクセス

寺と神社の紅葉を回るコースと同じで興福寺となります。

徒歩

近鉄奈良駅からは、駅を出て東に行くと興福寺なのでそのまま徒歩でOK。10分もかからず着きます。

JR奈良駅からは三条通りを徒歩で行くと15~20分くらいかかります。

バス

2番乗り場からの市内循環バスに乗り「県庁前」で下車して、目の前の大通り「大宮通り」を渡ると興福寺です。

車の場合は、興福寺周辺か、ならまちの北部がベストです。駐車場の位置は以下の記事を参考にしてください。

興福寺に近いほど高いです。

興福寺周辺の駐車場!無料は時間制限ありで1番安いのは最大料金600円

ならまち周辺の駐車場のおすすめは以下の3ヶ所です。

(3) タイムズならまち 勝南院町
(5) リパークならまち
(7) リパークならまち第2

【ならまち】最大料金が安い駐車場!平日500円以下・土日1,100円から

各スポット間の移動時間

興福寺
↓(4分)
猿沢池
↓(12分)
浮見堂
↓(5分)
飛火野
↓(11分)
春日大社(表参道)
春日大社(祓戸神社)
春日大社(境内)
↓(3分)
水谷茶屋
↓(8分)
手向山八幡宮(穴場)
↓(3分)
東大寺(大湯屋)
↓(3分)
東大寺指図堂(穴場)
↓(1分)
大仏池
↓(7分)
東大寺東塔跡
↓(7分)
春日野園地
↓(1分)
吉城川

興福寺

五重塔と紅葉や、金堂と紅葉など、お堂と紅葉をお楽しみください。

↓(1分)

マップでは4分となってますが1分です。興福寺の敷地を出て、五十二段の階段を降りれば目の前が猿沢池です。階段を降りる段階で視界に入ります。

猿沢池

秋の猿沢池はセピア色。ちょっとノスタルジックな気持ちになるかもしれませんよ。

↓(12分)

浮見堂

紅葉越しの浮見堂をお楽しみください。

マップでは車道を通っていますが、危険です。片岡梅林の中を抜けましょう。

↓(5分)

飛火野

大きな広場です。鹿と紅葉が見やすいスポット。

飛火野から春日大社(祓戸神社)まで行くのは、表参道を通らなくても行けますが、参道の燈篭と紅葉も良いですよ。

↓(11分)

春日大社(表参道)(祓戸神社)(境内)

参道は、燈篭と一緒に見る紅葉を楽しまれてください。

祓戸神社は、二の鳥居を過ぎたところにある神社。春日大社本殿に参拝する前に、こちらにお参りするのが正しい作法なのだとか。イチョウの木がみれます。

春日大社の境内では、祈祷殿(祈祷所)の紅葉は見てくださいね。

↓(3分)

水谷茶屋

風情ある茶屋。紅葉とお茶を楽しめます。食事もできるので、体を休めてもいいですね。

手向山八幡宮までの移動は、車道を通らず、若草山のふもと側と通る方が安全です。

↓(8分)

手向山八幡宮(穴場)

大きなイチョウがあります。

手向山八幡宮から大湯屋に行くときは、裏参道を通っても行けますし、東大寺 東塔院跡を抜けても行けます。

↓(5分)

東大寺(大湯屋)

こちらもイチョウのスポット。

↓(3分)

東大寺指図堂(穴場)

真っ赤なもみじとお堂の構図をお楽しみください。

↓(1分)

大仏池

イチョウの木の下、黄色の絨毯が広がる場所に鹿がいるかも。池の向こう側から、紅葉と東大寺大仏殿を見るのも良いです。

↓(7分)

東大寺東塔跡

イチョウが有名です。

↓(7分)

春日野園地

なら燈花会のメイン会場。夏の10日間はロウソクの灯りが幻想的です。秋は紅葉も楽しめます。

↓(1分)

吉城川

鹿が水を飲みに来るかもしれません。川沿いにもみじが植えてあるので、川辺を歩くのも良いです。

以上が、奈良公園の主な紅葉を回るコースです。

帰りのルート

近鉄奈良駅までは徒歩で約20分。JR奈良駅までは徒歩で約30分です。

市内循環バスで帰る場合は、「東大寺大仏殿・国立博物館」に乗ってください。

その他のコース提案

春日山遊歩道コース

約1時間~3時間のハイキングコースを回りながら紅葉を楽しみます。

>>ハイキングコースの奈良県公式HPを確認する

ドライブウェイを車で走りながら紅葉を見ると疲れませんね。

>>ドライブウェイの公式HPを確認する

春日野園地周辺だけのコース

春日野園地、吉城川、東大寺東塔院跡の周辺だけを楽しむのもいいかもしれません。東大寺東塔院跡の大きなイチョウや、川辺のもみじなど、これだけでも紅葉は満喫できるかも。

園地内は歩かないといけませんが、紅葉スポットまでの移動を、市内循環バスにすると歩く距離がそれほどないのも魅力です。

バスを利用する場合は、「東大寺大仏殿・国立博物館」で下車してください。

まとめ

今回紹介したコース以外にも、色んなパターンのコースを作る事ができます。

お伝えした移動時間を目安に自分オリジナルのコースを作ってみても楽しいかもしれませんね。

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