タブレットといえばiPadというくらい人気ですが、新品は価格が高く手が出しづらいです。そこで中古のiPadで、高スペックモデルを安く買いたいですよね。
でもiPadは多くのモデルがあって、どれを選べば良いか迷ってしまいます。
画面サイズやスペックの違い、新品と中古の価格差がイマイチ良く分からない!という方もいるのではないでしょうか。
そんな方の為にこの記事では、狙い目なiPadのおすすめモデルと購入時の選び方などを解説します。
いっちー
狙い目はコレ!中古iPadおすすめモデル
狙い目の中古iPadは、iPad Air2(2014年発売)です。
iPad Air2は中古iPadの中でコスパが良いモデルとなります。
スペック的には、画面サイズは9.7インチでCPUの性能はiPad mini4よりも少し高いです。なのに中古iPad mini4と同じくらいの価格で買えるのが魅力です。
最新モデルと比べるとスペック的には劣りますが、ネット検索や動画鑑賞などは問題なくこなしてくれます。軽めの作業を大きめの画面でしたい方はPad Air2がおすすめです。
定価 | 約5.4万円~約9万円 |
中古価格 | 約1.8万円~約3.5万円 |
CPU | Apple A8X トリプルコア(1.5GHz/64Bit) |
メモリ | 2GB |
画面サイズ | 9.7インチ |
重量 | 約460g |
僕はイオシスでCランクを買いましたが、傷がなく綺麗でした。ただ、物によると思うので、綺麗さが気になるようならBランク以上にすると良いでしょう。
いっちー

綺麗さや初期不良などについてレビューしているので参考にご覧ください。
>>CランクiPad mini4のレビューを見る
目的別!あなたに合う中古iPadはこれ
スペックが高くて安い狙い目のiPadを、2つの目的別におすすめモデルを紹介します。
- 軽い作業をしたい(漫画、動画、音楽、インターネット検索など)
- 重い作業をしたい(ゲーム、ビデオ通話、イラスト作成など)
軽い作業とは主に漫画を読んだり音楽を聴いたりする事です。重めの作業とは動画をみたりゲームをしたりする事です。
軽い作業をしたい(漫画、音楽、インターネット検索など)
iPad軽い作業をしたい方におすすめの狙い目モデルは以下の2点です。
- iPad mini4(2015年発売)
- iPad Air2(2014年発売)
この2つの大きな違いは画面の大きさです。それでは詳しく解説します。
iPad mini4(2015年発売)画面サイズが小さい
軽い作業、特に漫画を読むには大きすぎるiPadは邪魔になります。iPad mini4は漫画を読むのに最適な7.9インチの画面サイスです。
メモリ2GBでCPUがApple A8 デュアルコア(1.5GHz/64Bit)となっていて、軽めの作業なら問題のないスペックです。
iPad mini3以前のモデルはメモリが1GBなのでおすすめ出来ませんし、iPad mini5は発売から間もないので中古価格が下がっていません。
iPad mini4であれば必要スペックを備えて2万台から購入が可能です。
定価 | 約4.3万円~約7.9万円 |
中古価格 | 約2万円~約3.2万円 |
CPU | Apple A8 デュアルコア(1.5GHz/64Bit) |
メモリ | 2GB |
画面サイズ | 7.9インチ |
重量 | 約300g |
iPad Air2(2014年発売)画面サイズが大きい
インターネット検索をするので大きい画面が欲しい!という方はiPad mini4では少し画面が小さいです。
そこで9.7インチのiPad Air2はコスパが良いモデルとなります。スペック的にはiPad mini4よりも少しCPUの性能が高いです。その他のスペックは同じくらい。
にもかかわらず中古iPad mini4と同じくらいの価格で買えます。軽めの作業を大きめの画面でしたい方はPad Air2がおすすめです。
定価 | 約5.4万円~約9万円 |
中古価格 | 約1.8万円~約3.5万円 |
CPU | Apple A8X トリプルコア(1.5GHz/64Bit) |
メモリ | 2GB |
画面サイズ | 9.7インチ |
重量 | 約460g |
重い作業をしたい(動画、ゲーム、ビデオ通話、イラスト作成など)
漫画やインターネットだけじゃない、重い作業をしたいならメモリは4GBあった方が良いでしょう。
iPad Pro 10.5インチ(2017年発売)ならCPUもApple A10X Fusionで処理能力も高く狙い目です。計測するベンチマーソフトによりますが、Fusion Apple A8の2~3倍ほどスコアが高いです。
価格も約3.6万円~約5.3万円なので買いやすい価格帯です。
いっちー
定価 | 約7万円~約11.8万円 |
中古価格 | 約3.6万円~約5.3万円 |
CPU | Apple A10X Fusion |
メモリ | 4GB |
画面サイズ | 10.5インチ |
重量 | 469g~477g |
>>中古iPad Pro 10.5インチ(2017年発売)を買う
もし10.5インチよりも大きい画面が欲しいなら、同じスペックで画面サイズだけが大きくなったiPad Pro 12.9インチ 第2世代 (2017年発売)が良いでしょう。
定価 | 約8.7万円~13.5万円 |
中古価格 | 約5.5万円~約7.3万円 |
CPU | Apple A10X Fusion |
メモリ | 4GB |
画面サイズ | 12.9インチ |
重量 | 677g~692g |
>>中古iPad Pro 12.9インチ 第2世代 (2017年発売)を買う
ただし定価の半額くらいとコスパは良いのですが、iPad Pro 12.9インチ 第2世代 (2017年発売)は、元々の価格が高いので中古でもそこそこの価格になってしまします。
いっちー
Apple製品ってなかなか安くならないのですが、AmazonのApple公式店なら少し安い時があります。
またAmazonは現金チャージという方法を使うとポイント還元されるのでお得に購入が可能です。
いっちー

中古iPadの選び方
中古だからこそ失敗せず購入するため、以下の選び方を参考にしてください。
- メモリは最低2GB以上を選ぶ
- iPadの種類を知る
- 画面サイズを決める
詳しく解説します。
メモリは最低2GB以上を選ぶ
メモリは最低2GB、出来るなら4GBのモデルを買いましょう。間違っても安いからと1GBのモデルを買ってはいけません。
動作がもっさりとして気持ちよく使えません。
メモリが2GB以上あるiPadは以下の4シリーズです。
- iPad mini4 以降
- iPad Air2 以降
- iPad Pro全モデル
- iPad5(2017)以降
iPadの種類を知る
iPadは次の4種類のモデルがあります。
- iPad
- iPad Pro
- iPad Air
- iPad mini
いっちー
iPad
スペックと価格を低めに設定したモデル。
元々の価格が安いので、中古はあまり安くなっておらずお得感はない。iPadを買うなら新品の方が良いでしょう。
iPad Pro
パソコン代わりになるくらいiPadの中では高スペック。動画編集やイラストを描くなど重めの作業に向いている。
新しいモデルは中古でも安くなっていないが、2017年発売のiPad Pro 第2世代が性能も良く価格も安い。中古で買うなら最もおすすめのコスパ良が良いモデル
iPad Air
重めの作業はせず、音楽を聴く、動画を見る、インターネット検索をする、などの作業をするのに良い。一番タブレットらしいと言えるかも。
中古で買うならモデルに注意。新しいモデルは安くなっていない。古いものは安くお得だがスペックが低いので使い方は制限される。
iPad mini
画面が一番小さく軽い。持ち運びに適したモデル。小さい分、価格も安い。
iPad mini5(2019年発売)は中古価格が下がっておらず高い。iPad mini4(2015年発売)は価格が下がっていて安い。ただしスペックが高くはないので軽めの作業限定で使った方が良い。
iPad mini3(2014年発売)以前のモデルは安いがスペックも低いので使えないので買わない方が良いかも。工業製品としても古すぎるとバッテリーの劣化や故障のリスクなどが大きくおすすめできない。
画面サイズを決める
中古のiPadを買う際は、最初に画面サイズを決めましょう。
iPadは画面サイズが様々です。大きく2つに分けると、小さな画面のiPad mini、大きな画面のiPad mini以外となります。
ただし中古で狙い目な、iPad miniはコスパの良いモデルはiPad mini4のみですが、重めの作業に向きません。なので重めの作業をする場合は、iPad mini以外のモデルから選ばないといけません。
たとえば小さな画面(iPad mini)でイラストを描きたいという要望に応えるコスパの良い中古iPadはないという事です。
中古iPadの注意点
次の点に注意してください。
- 信用のおけるショップで買う
- 格安スマホを使う予定ならCellularモデルにする
- 古すぎるモデルを買わない
- バッテリーの寿命の目安は3年
詳しく解説します。
信用のおけるショップで買う
中古iPadはどこで買うかが重要です。なぜなら買う場所によっては、赤ロムを購入してしまう危険があるからです。
赤ロムとは前の所有者が機種代金の分割金を未納しているため、通信制限がかかってしまう個体の事です。
信用のおけるショップでは赤ロムの販売をしませんし、万が一販売したとしても返品返金保証をしてくれます。
ただしメルカリは赤ロムの出品を禁止していますが、販売している悪質な人が多くいるのが現状です。
メルカリやヤフオクなどの個人売買は赤ロムを販売しているリスクや、もし赤ロムだった時の保証がないので、購入は赤ロム時の交換や返金保証があるショップを選びましょう。
いっちー
Apple製品の保証を調べる方法
Apple製品はIMEI(端末識別情報)番号から保証状況を調べる事が可能です。購入後に調べて問題があるようなら、購入したショップに早急に問合せしましょう。
格安スマホを使う予定ならCellularモデルにする
iPadには「Wi-Fiモデル」と「Cellularモデル」があります。
それぞれの違いですが、Wi-Fiモデルはその名の通り、Wi-Fiを利用してネットに接続するタイプです。Wi-Fiがない場所ではネットに接続できないデメリットがあります。
Cellularモデルとは、携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が販売しているモデルです。
Cellularモデルは、携帯キャリアのSIMカードを挿してネットに接続します。また携帯キャリアだけでなく、格安SIMを挿しても利用可能です。
CellularモデルはSIM以外にもWi-Fi接続にも対応しているので、Wi-Fi環境でのみ使う方以外は、Cellularモデルにしておいた方が、後々不便がないでしょう。
古すぎるモデルを買わない
古いと劣化が進んでいる可能性が高いので、目安として3年以内のモデルが良いでしょう。だだし3年前のモデルはまだ高い場合もあるので5年くらいまでにしておきましょう。
またiOSはアップデートできる上限が決まっているので、古すぎるとiOSが最新版にアップデート出来ない可能性もあります。たとえばipad4はiOS11以降に更新することができません。
5年以上前のモデルを買う場合でも、コネクタの形状を知ってから買いましょう。
古いiPadは30ピンDockコネクタの事が多いのですが、今はLightningコネクタが主流です。充電ケーブルを借りる場合でも古い形状だを合わないので、Lightningコネクタのものを選ぶ方が良いです。
バッテリーの寿命の目安は3年
中古iPadのみならずバッテリー搭載商品の避けて通れない問題が、バッテリーの劣化です。
バッテリー劣化の目安ですが、1000回充電すると新品時の80%まで性能が落ちると言われています。
1日1回充電するとして3年で約1000回になるので、3年を超えるiPadは注意しましょう。
だだしiPadはスマホと違って毎日充電しないで使用している人も多いのではないでしょうか。使い方の問題ですが、前の所有者がどのような使い方をしていたかにも劣化度は左右されます。
バッテリーの劣化を確認する方法
iOS11までであれば、バッテリー・ライフ (Battery Life)というアプリでおおよそのバッテリーの劣化具合が分かるので、ipad購入後に試してみても良いでしょう。
iOS11以上の場合は自分で診断が出来ません。「Apple Store」か「アップル正規サービスプロバイダ」に持って行って診断をしてもらいましょう。無料でバッテリー診断をしてくれます。
中古iPadの価格相場
2020年から2012年に発売されたiPadの中古価格をお伝えします。
iPadシリーズ
世代 | 価格 |
iPad 第8世代 | 約3.5万円~約6.1万円 |
iPad 第7世代 | 約3.1万円~約5.1万円 |
iPad 第6世代 | 約2.9万円~約4.5万円 |
iPad 第5世代 | 約2.9万円~約3.5万円 |
iPad 第4世代 | 約0.5万円~約1.3万円 |
iPad 第3世代 | 約0.5万円~約1.2万円 |
iPad Proシリーズ(12.9インチ)
世代 | 価格 |
iPad Pro 第4世代(2020年) | 約9.8万円~約16.5万円 |
iPad Pro 第3世代(2018年) | 約7.7万円~約13.7万円 |
iPad Pro 第2世代(2017年) | 約5.5万円~約7.3万円 |
iPad Pro 第1世代(2015年) | 約4万円~約5.7万円 |
iPad Proシリーズ(11インチ)
世代 | 価格 |
iPad Pro 第2世代(2020年) | 約8万円~約13.2万円 |
iPad Pro 第1世代(2018年) | 約6.2万円~約10.4万円 |
iPad Proシリーズ(10.5インチ、9.7インチ)
世代 | 価格 |
10.5インチ(2017年) | 約3.6万円~約5.3万円 |
9.7インチ(2016年) | 約2.8万円~約4.4万円 |
iPad Airシリーズ
世代 | 価格 |
iPad Air4(2020年) | 約6.5万円~約8.3万円 |
iPad Air3(2019年) | 約4.3万円~約8万円 |
iPad Air2(2014年) | 約1.8万円~約3.5万円 |
iPad Air(2013年) | 約1.2万円~約2.8万円 |
iPad miniシリーズ
世代 | 価格 |
iPad mini5(2019年) | 約4万円~約6.9万円 |
iPad mini4(2015年) | 約2万円~約3.2万円 |
iPad mini3(2014年) | 約1.7万円~約2.3万円 |
iPad mini2(2013年) | 約0.7万円~約2.3万円 |
iPad mini(2012年) | 約0.7万円~約1.4万円 |
まとめ
狙い目な中古iPad のおすすめモデルと購入時の選び方などについて解説しました。
中古iPadは軽めの作業か重めの作業かによって選ぶモデルが変わります。
また中古iPad miniで狙い目なコスパが良いおすすめモデルは軽めの作業向きです。重めの作業は出来ません。
あなたが中古iPadで何をしたいかを考えて、目的に合ったiPadを購入してください。
いっちー
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