スマホに保護フィルムは「いらない」という意見がありますよね。
結論から言うと、写真を本来の色で見たいなら保護フィルムはいらない。
それ以外の、画面を傷から守る場合や画面に汚れを付けたくない場合は、保護フィルムは必要となります。
この記事では、スマホに保護フィルムは必要・不要について解説します。
目次
保護フィルムがいらない時!スマホで写真本来の色を見たい時
スマホに保護フィルムが「いらない」場合は、写真を本来の色で見たい時だけです。
保護フィルムには様々な種類がありますが、無色透明のものであっても貼り付けることにより、スマホ画面から見える色が光の具合などにより本来の色とは変わってしまいます。
今のスマホに搭載されているカメラは高解像度で、被写体の色を鮮明に記録します。
それを映し出す画面も高解像度ディスプレイ。これらの恩恵を少しでも受けたいのであれば、保護フィルムは張らない方が良いでしょう。
とはいえ、無色透明のノングレア保護フィルムを貼り付けた場合、ほとんど鮮明さに違いはありません。
保護フィルムが必要な時!スマホ画面を傷から守りたい時
保護フィルムを貼り付ける理由で最も多いのが「画面を傷から守りたい」というものです。
これに対して、スマホに保護フィルムは貼らない派の人達がいうのが、スマホの画面は強化ガラスなので傷が付きにくい。というものです。
他には、PET製の保護フィルム傷つきやすいので余計に傷が目立つとか、万が一傷がついても外装交換費用が安いというものです。
スマホ画面は強化ガラスなので傷が付きにくい?
保護フィルムはPET製で傷がつきやすい?
画面に傷がついても外装交換費用は安い?
それぞれについて、保護フィルムの必要性について解説します。
スマホ画面は強化ガラスなので傷が付きにくい?
まず勘違いしてはいけないのが、強化ガラスであっても傷が全くつかないと言うわけではありません。
あくまで、つきにくいというだけ。落としたりしなくても普段使いで細かな傷はついてしまいます。
保護フィルムはPET製で傷がつきやすい?
また、PET製の保護フィルムに関しては傷が付こうが本来の画面は守られているので、本来の目的ははたしているといえます。
画面に傷をつけたくないのであれば、保護フィルムは必須アイテムです。
画面に傷がついても外装交換費用は安い?
画面が傷ついても交換費用が安いので、すぐ変えられるから気にする事はないとうものです。
はたしてそうでしょうか。
画面の交換費用はiPhoneで約5,000円前後。確かにそれほど高い金額ではありません。とはいえ安いとも言えない気もします。
何よりも大切なことは価格よりも画面の割れの程度がどれくらいかではないでしょうか?
擦り傷程度の傷ができたから外装を交換すると言うのは分かります。
でも、画面が映らないくらいバキバキに割れてしまったらどうでしょう。画面は交換できたとしても、交換するまでは使い物になりませんよね。
僕が言いたいのはココです。
つまり外装交換費用が安いから傷ついたら交換すれば良いというのは、擦り傷程度を想定しての発言です。
最悪の事態になった場合をそうていしていません。
なので、傷から画面を守りたいのであれば保護フィルムは必須となります。
保護フィルムには「PET」と「強化ガラス」の2種類がありますが、画面割れの保護まで考えるなら、保護力の強い「強化ガラス」にしましょう。
「PET」はスマホの画面の擦り傷予防用の保護フィルムです。
傷の保護以外で保護フィルムが必要な時
保護フィルムには画面を傷から守る以外にも次のメリットがあります。
画面を傷や衝撃から守りたい
画面に汚れや指紋を付けたくない
目の疲れを防止したい
のぞき見を防止したい
衛生面が気になる
画面の曇りを防止したい
画面に汚れや指紋を付けにくくする
保護フィルムには汚れの付きにくいフッ素系のハードコート処理をしたものがあります。
スマホはどうしても指紋や皮脂が付いて汚れてしまいますし、女性であればファンデーションがついて困っているという方もいるのではないでしょうか。
そんな時にはフッ素系のハードコート処理をした保護フィルムが良いでしょう。
目の疲れを防止する
スマホ画面には目の疲れに繋がる「ブルーライト」と「画面への光の映り込み」があります。
これらを予防するのが、ブルーライトカットフィルムや画面の反射防止効果があるノングレアフィルムです。
のぞき見を防止する
特殊な加工で斜めから覗いた際に光を反射させて、スマホの画面をみれないようにする保護フィルムがあります。
電車の中や職場など周りに人がいるときにスマホを見る際に役立ちます。
抗菌されていて衛生的
抗菌機能を付けた保護フィルムにも販売されています。
小さい子供がいる家庭だけでなく、菌やウイルスに敏感になってしまう方にもおすすめです。
抗菌技術協議会(SIAA)が定める基準をクリアした商品やag+抗菌の商品など様々なものがあります。
画面の曇りを防止する
表面がコーティングされていて曇り止め効果がある保護フィルムも販売されています。
お風呂の中で動画を観たりラインをしたりする方も多いと思います。
曇り止め効果がある保護フィルムを貼り付けておけば鮮明な画像を見る事が可能になりますよ。
保護フィルムにはデメリットもあるが気にならない程度
操作性が悪くなる
操作性には「タッチパネルの感度が悪くなる事」と「画面の滑りが悪くなる事」の2つがあります。
ただし現在販売されている保護フィルムで感度が悪くなることはまれです。
画面の滑りが悪く指が引っかかる事もそれほど多くありませんが、気になる方はスムースタッチタイプの保護フィルムであればストレスない操作感です。
もっと感度を重視したいなら保護フィルムではなく「コーティング剤」が良いでしょう。
フィルムより薄いので感度が悪くなる事もなく表面がサラサラに仕上がります。
デザインが崩れる
スマホのデザインは一流のデザイナーが考えぬいた形です。
それに保護フィルムを貼ってしまうとどうしてもフィルムが盛り上がってしまします。
これはスマホケースにも言える事で、特にiPhoneのマニアなどはケースもフィルムも付けず使う事にこだわりを持っている方もいるくらいです。
保護フィルムを貼ると、本来の形とは違ってしまい外観を損ねてしまう可能性がありますが、iPhoneマニアのような方でなければケースや保護フィルムは必要でしょう。
まとめ
スマホに保護フィルムはいらないのか?必要・不要について解説しました。
保護フィルムがいらない時は、スマホ写真を本来の色で見たい時だけ。
それ以外の理由、一番多いのは傷を付けたくないと言う理由ですが、絶対に保護フィルムはあった方が良いでしょう。