秋篠寺の秋の見どころ!紅葉する木は少ないけど楽しみ方はある

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秋篠寺は紅葉でも有名なお寺ですが、それほど紅葉する木が多い訳ではありません。

ですが苔庭と紅葉を同時に見る事が出来るのも秋篠寺です。秋篠寺の秋は紅葉だけを楽しむのではなく、苔庭と同時に楽しめるのが魅力です。

この記事では、秋篠寺の紅葉の色づき始める時期と見頃などについてお伝えします。

秋篠寺の紅葉情報

見頃と色付き時期

見頃

11月下旬

紅葉の時期は、例年通りであれば、10月下旬ごろ~12月上旬です。

9月は残所が厳しいですが、秋本番の10月下旬、11月もそこまでという時期に紅葉し始めます。

紅葉する草木

モミジ・イチョウ

木はそれほど植えられていないので紅葉自体は規模が小さいです。ですが共演を楽しめるのが秋篠寺です。

紅葉が見れる場所

境内の周りの土壁、本堂前の白い玉砂利のところ、秋篠寺山門、などです。

見どころ!秋篠寺の秋のは共演を楽しむ

【見どころ1】黄色を楽しむ

もみじが多い秋篠寺ですが、イチョウもあります。また、黄色のもみじも確認しております。この黄色を見るのも見どころではないでしょうか。

イチョウが綺麗

黄色いモミジ

【見どころ2】緑と赤と黄色を楽しむ

秋篠寺の紅葉を疑問視する声もあります。秋篠寺は紅葉する木が、そもそも少ないという意見です。確かにそれは有ります。秋篠寺は紅葉というよりも、苔庭の方が名所にはふさわしいのかもしれません。

それを踏まえ、僕の意見を言わせていただくと、紅葉自体は少ないけど、苔の緑、または緑の木々と、紅葉の赤とのコントラストを楽しむお寺といえるでしょう。

紅葉の名所でも、全ての木々が赤や黄色に染まることなく、緑のままの所もあります。でも秋篠寺においては、その緑が木々ではなく苔庭であり、地面が緑の絨毯を敷いたみたいになると言うのが魅力です。

さらに言うと、黄色のモミジも見れると「緑」「赤」「黄色」の3色が同時に楽しめます。

紅葉と苔庭

紅葉がそもそも少ない

▲紅葉の時期うんぬんではなく、紅葉自体が少ないと言われる方もいます。写真をみると確かに緑の木々が多い印象ですね。

紅葉の見頃の目安

9月下旬ですでに紅葉しいる場所がある。ただし通常は10月上旬からの色づきだと覚えておいて下さい。

9月

2014年9月21日(紅葉の気配なし)

2014年9月19日(色づき始めた)

10月

10月下旬から、ちょっとづつ色づきはじめます。

2013年10月21日(まったく紅葉なし)

2018年10月29日(紅葉はちょっと)

2015年10月31日(紅葉が始まった)

11月

11月上旬はまだ見頃ではありませんが、確実に紅葉はしています。そして11月下旬に見頃になります。

11月7日(少しずつ紅葉が進んでます。

2014年11月26日(モミジが真っ赤で見頃)

12月

12月になると見頃を過ぎてしまいます。

2014年12月6日(まだ少しだけ紅葉をみれる)

秋篠寺の基本情報

料金や時間など

料金 大人(高校生以上)500円
中学生以下は無料
※小中学生は成人家族同伴のこと
団体割引 【30人~80人】
大人450円
大学400円
高校350円

【80人~200人】
大人400円
大学生350円
高校生300円

その他割引 身障者(本人のみ無料)
高齢者(割引な)
時間 9:30~16:30
住所 奈良市秋篠町757
マップコード 11 438 014*66
電話 0742-45-4600

アクセス・駐車場・地図

バスの場合

近鉄西大寺駅北口からバスで6分。「押熊行き」に乗り「秋篠寺」で下車して、徒歩すぐ。

電車の場合

近鉄 大和西大寺駅から徒歩20分

車の場合

京奈和「木津IC」より車で15分
南阪奈「宝来ランプ」より車で10分

駐車場

普通車12台・バス8台(共に無料)

秋篠寺の花

秋篠寺で有名な花は以下になりますが、これら以外にも沢山あります。

  • 木蓮
  • 菩提樹
  • 紅葉

秋篠寺の1年を通した花の詳細は、関連記事をご覧下さい。

秋篠寺の花!アジサイ・コスモス・藤・木蓮・菩提樹・桜などなど

歴史・お堂・仏像・イベント(行事)など

以下の4項目は、クリック・タップで見ることが出来ます。

秋篠寺は奈良時代の最後に作られたとされますが、詳細は不明で謎が多い寺です。その後、平安時代の初期に金堂や東西両塔など伽藍が完成。

平安時代の終わり頃保延元年(1135年)に戦火により伽藍が失われましたが、鎌倉時代に本堂などが復興されますが、明治の廃仏毀釈により本堂一帯を除く多くが失われました。

宗派も移り変わりがあり、創建期の法相宗、平安以降は真言宗、明治以降は浄土宗としてきました。苔が有名で別名「苔寺」。森の中に建つ寺としても知られます。

現在残っているお堂は、本堂・大元堂・香水閣・東塔跡・金堂跡・鐘楼・南門・東門・十三社・開山堂・霊堂・八所御霊神社・役行者石像・歌碑など。その他、本堂の側に小さな社、森の中に、十三重石塔・萬霊供養塔などがあります。

安置されている主な仏像は、伎芸天立像・大元帥明王・薬師如来坐像です。その他にも、日光菩薩立像・月光菩薩立像・十二神将像・地蔵菩薩立像・帝釈天立像・不動明王像・愛染明王坐像・五大力菩薩像などです。

6月6日 大元帥明王像

まとめ

10月下旬から色づきはじめ、11月下旬に見頃を迎える秋篠寺の紅葉。ですが紅葉する木がそもそも少ないかも知れません。

とはいえ苔庭の緑と紅葉の赤の対比を楽しめるのが秋の秋篠寺です。

苔庭は1年中みれますが、見方というか「色」は季節によって変わります。紅葉の赤と苔の緑が見れる季節は秋になりますので、ご自信の目で体験してみてはいかがでしょうか。

奈良人

苔庭については、以下の関連記事も参考にどうぞ!

秋篠寺は森に囲まれた苔寺!苔庭(緑の絨毯)は季節や天気で表情を変える

奈良人

秋篠寺の秋といえば萩も見どころです。萩については下記の関連記事をご覧下さい。

秋篠寺の萩は夏と秋に咲く!種類は?開花情報や見頃と場所なども

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