【検証】かつやのカツ丼はコスパ最強?自炊&スーパーと比較

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かつやのカツ丼ってコスパいいの?

そんな疑問から、かつやのカツ丼を、自炊とスーパーのお惣菜と比較しました。

スーパーは僕がよく利用するオークワで検証しました。

最強調査!カツ丼(梅)のコスパを検証

コスパを検証する方法

カツ丼(梅)のコスパを検証する方法としてスーパーの「とんかつ」および「カツ丼」、米のレトルト食品などとの価格を比較したいと思います。

食事価格の安い順番として、「自炊<スーパーの惣菜・レトルト食品<外食」になると思います。

外食である「かつや」が、自炊や惣菜にどこまで近づけるのか?とうのが最大のテーマです。

検証するのは、自炊のカツ丼、スーパーの惣菜を組み合わせたカツ丼、スーパーの出来あいのカツ丼、この3つです。

カツ丼(梅)と比較するカツ丼

  • 自炊のカツ丼
  • スーパーの惣菜を組み合わせたカツ丼
  • スーパーの出来あいのカツ丼

検証する食材を購入するスーパーは?

スーパーといっても沢山ありますが、今回はオークワを利用しました。なぜ利用したのかというと、いつも使ってるからです。

大手なので夜中12時まで営業、または24時間営業で便利です。近隣のスーパーと比べて若干価格が高いかなと思うのですが営業時間は魅力です。

奈良県って田舎なんで20時以降に開いてるとこってあんまりないんですよね。

あとはクレジットカードが使えるのも便利です。奈良県ではクレジットカードが使えないとこも結構あります。

そんな理由から僕はいつもオークワを利用しています。ですので今回もオークワ商品です。

グラム(重さ)が重要

今回検証するにあたり重要視したのはグラムです。

僕は食事をするとき、食品を「グラム」に換算して食べます。どういう事かというと、どれだけの重さを食べたのかを考えながら食事します。

だから外食の場合、米のグラム数を聞きます。小盛り、普通、大盛り、特盛り、なんて表記は僕には全く関係ありません。気にするのはグラム。重さのみ。

産地がどこかというのもあまり関係ありません。あきらかに危険な食材である場合を除き、重要視するのは重さと味です。

奈良人

今回もこの僕の基準を元にコスパを検証しました。

ですので、カツ丼(梅)とオークワのカツ丼を単純に価格だけ比較したりはしません。

使われている材料を分解して、その重さを測ります。その重さを「カツ丼(梅)」の重さと同じにした時の価格を算出します。

そして価格差をみます。もちろん安い方が良いです。

同じ重さで安かったら、コスパ良いってなりますよね!

かつやのカツ丼(梅)の価格

まずはカツ丼(梅)のグラムと価格からです。この材料で490円(税別)です。

材料とグラム
240g
豚肉ロース 80g
1個
合計490円

奈良人

トンカツの重さはメニューに書いてますが、米の重さが分からないので、店員さんに聞いてみたら240gと言ってました。

※ここにたまねぎと青葉が入っています。
※カツ丼(松)が2個である事から1個と推定します。

それでは「自炊、惣菜、スーパーのカツ丼」をカツ丼(梅)と同じ条件にして価格を出していきます。

これら3種類の価格を出したところで、カツ丼(梅)と比較検討をします。

数字が出てきますし、とっつきにくいですがお付き合いください。

カツ丼を自炊した場合の価格

先に合計金額をいうと、約216+α円となります。かつやのカツ丼(梅)の半額ですね。

▲オークワの米

まずは米から。米は炊くと水分を含んで重量が増しますが、その比率は2.1~2.3倍というデータがあります。

ですので今回は間の2.2倍で計算します。

5kg1950円ですので計算すると、240g約43円となります。

メモ
5kg×2.2=11kg(11000g)1950円 炊きあがりの米11kgが1950円
1950÷110=17.7円 100gあたりの単価は約18円
18×2.4=43.2円 240gの米の単価は約43円

▲豚ロース

豚肉ロースは100g192円です。80gになると154円になります。

本来はここ小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げます。今は原材料の計算をしてるので手間賃は考えませんが、10円前後とかではないでしょうか。

メモ
192÷10=19.2 10gの単価
19.2×8=153.6円 80gで約154円

▲卵

卵は10個入りで185円なので、1個18.5円です。

材料とグラム
240g 約43円
豚肉ロース 80g 約154円
1個 約19円
合計216円


合計216円に原材料として小麦粉、カツ用の卵、パン粉、玉ねぎ、青葉、調味料がかかります。これら全てを足しても250円くらいではないでしょうか。

さらにカツを揚げる油も必要です。

詳細は書きませんが手間はかなりかかります。

スーパーの惣菜を組み合わせたカツ丼

カツ丼を1から作るのは面倒な場合は、惣菜のトンカツに卵を絡ませ、レトルトの米に乗せて食べると楽ですよね。

この場合の価格は、374円+αになります。

▲くらしモア たきたてご飯3個入り

▲くらしモア たきたてご飯10個入り

3個入りで258円、1個単価は86円。10個入りで739円、1個単価は73.9円。ここは安い方をとって、10個入りの方で計算します。

1個73.9円で内容量は180gですので、73.9÷1.8=41.05・・ 

41.05・・×2.4=98.53 米は240gで約99円となります。

▲陳列されたトンカツ

▲購入後のトンカツ

店員さんに肉部分の重さを聞いたら120gと言ってました。本当かどうか、衣をはがして肉のグラムを測らないといけません。

▲衣付きのトンカツ

衣付きのトンカツは204gです。

※お皿の重量は、計測器のゼロセット機能で「0」にしています。

▲衣をとったトンカツ

▲衣

計測器で肉部分は114gとなっていますが、衣をはがすときに肉もとっちゃったので、元々は豚ロースは120gのトンカツと考えられます。

衣をはがして確かめる必要はなかったですが、何事も行動が大切です(笑)

衣は87gです。豚ロース114+衣87=201となります。最初の重さが204gだったので3gがロスになったと考えられます。衣をはがす時に飛び散ったパン粉などですね。

豚ロースは120gで398円ですので、80gの値段を出すには、398円を3分の2にする必要があります。

398÷3×2=256.3 オークワの豚ロースのトンカツ80gは約256円となります。

▲卵

卵は10個入りで185円なので、1個18.5円です。約19円とします。

材料とグラム(オークワの惣菜を組み合わせたカツ丼)
240g 約99円
豚肉ロース 80g 約256円
1個 約19円
合計374円

合計374円に原材料として玉ねぎ、青葉、調味料がかかります。これら全てを足しても400円くらいではないでしょうか。

結構高くなりましたね。卵をからめる手間もありますし、ちょっとコスパ悪いですね。

スーパーの出来あいのカツ丼

カツ丼を1から作るのは手間がかかる、惣菜を組み合わせるのは意外とコスパが悪い。では既に出来上がったカツ丼はどうでしょうか?

暖めて食べるだけですし、手間は一切かかりませんね。

▲陳列されてるカツ丼

▲購入したカツ丼

▲全重量

▲ご飯

224gとなっていますが、卵やパン粉がついていますのでもう少し軽いかもしれません。

▲衣付きのトンカツ

衣付きのトンカツは111gとなりました。

▲衣部分

衣は58g。出汁を吸っているので重くなっていると思います。

▲肉部分

原材料には「とんかつ」としか記載されていませんので豚のどの部位かは分かりません。重さは63gです。

衣をはがす時に一緒にとれた可能性がありますので、もう少し肉の重量はある可能性があります。それでも65gくらいかなと思います。

▲卵

55gです。ご飯に付いているので卵の重量はもう少しあると思います。が卵1個分という計算で問題ないと思います。

▲薬味

薬味は9gです。

▲ケース

13gです。

以上全てを足すと、ご飯224+衣58+肉63+卵55+薬味9+ケース13=422

2g増えてます。減るのなら意味が分かるのですが。

だた、これはデジタル計測器が1g単位という事が原因だと思います。本当は0.6とか0.7gしかないのに1gって表示した場合。それが重なると2gくらい増える可能性があります。

逆に言うとロスなく上手く測れたといえます。

材料とグラム(オークワの出来合いのカツ丼)
224g
豚肉ロース 63g
1個
合計398円

材料とグラム(カツ丼・梅)
240g
豚肉ロース 80g
1個
合計490円

この2つを比べるためには、価格を合わす必要があります。

オークワをかつやに合わす

490÷398=1.23

オークワのカツ丼を1.23倍するとカツ丼(梅)の価格になります。それに伴い具材も1.23倍にしてみました。

224×1.23=275.52
63×1.23=77.49

かつやをオークワに合わす

398÷490=0.81

カツ丼(梅)を0.81倍するとオークワのカツ丼の価格になります。それに伴い具材も0.81倍にしてみました。

240×0.81=194.4
80×0.81=64.8

価格を合わす
かつや オークワ
オークワをかつやへ(490円)
ご飯 240 276
80 77
かつやをオークワへ(398円)
ご飯 194 224
64 63

ご飯と肉だけですが、一方をもう一方へ価格を合わした倍率だけ、具材の重さを変更すると同じ条件で比較が出来ます。

その結果を見ると、オークワはご飯が多く、かつやは若干ですが肉が多い結果となりました。

以下は、「かつや、自炊、オークワ」の結果をまとめた表になります。

同じ重さの場合の金額比較
名前 金額
かつや 490
自炊 216+α
惣菜 374+α

※+αとは「小麦粉・パン粉・玉ねぎ・青葉など」ご飯や肉以外の材料を足さなければならないという意味。

以上で「自炊、惣菜、出来合い」の3種類の検証が終わりました。

まとめ

カツ丼を食べる場合、自炊が一番安いのですが手間が異常にかかります。

惣菜やレトルト食品を合わせてカツ丼を作った場合、少しの手間がかかる上にそれほど安くありません。

かつやのカツ丼(梅)は、出来合いのカツ丼と同じ価格帯であるといえます。つまり、かつやのカツ丼はコスパが良いと言えます。

奈良人

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