【奈良の紅葉】人気ランキング3選!有名だけど本当に綺麗?

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奈良の紅葉ってどこが人気なの?ランキングで教えて欲しい。

そんな声を良く聞きます。綺麗な紅葉をみたいけど、スポットがありすぎて良い場所が分からない。

そこで人気で有名なスポットは綺麗だろうと想定して、「人気」や「有名」もしくは「名所」などの言葉で検索すると思います。

この記事では、奈良の人気紅葉スポット3ヶ所をランキングで伝えた後、本当に綺麗なのか僕の主観100%でお伝えします。

1位:吉野山(実は上級者向けの紅葉スポット)

吉野山の紅葉の特徴と見頃

例年の見頃

10月下旬~11月下旬

奈良の紅葉を語る上で、吉野山は外せません。日本紅葉の名所100選にも選ばれた、誰もが認める奈良の紅葉で人気のスポットです。

南北8kmにも及ぶ山々一帯を吉野山というので、見る範囲が広すぎます(笑)

本当に綺麗なのか?

出だしから言いにくいですが、あくまで個人的な意見ですが、あまり綺麗ではありません。

日本紅葉の名所100選にも選ばれていて、人気はありますが上級者向けのスポットです。

おいおいっ!吉野民を敵に回す気かよと思ったかもしれませんが、僕も少し恐怖しています。吉野に行けなくなるんじゃないかって。

でも、なぜ綺麗じゃないと言ったのか?その理由を説明します。

標高600mからみる吉野山は壮大だが緑も多い

広大なスケールの山全体が紅葉する様は見事です。スケールの大きさを感じます。でも紅葉しない木もいっぱいあります。緑・赤・オレンジ・黄の錦紅かといえばまた違います。

単純に緑が多いです。青々としています。なので紅葉としてはイマイチ。

また時期が難しいんです。山は上から下へ順番に紅葉するので、時間の経過とともに違った山の景色を見れるのも特徴。という事は、見頃時期の選定が難しいんです。

世間では見頃といわれていたので行って見たけど、あんまり感動しなかったという口コミもあります。こちらが見頃でもあちらがまだ。とうのは紅葉にはよくありますが、その状態が顕著に表れるのが吉野山です。

奈良人

吉野山は桜も有名なんですが、というより桜の方が有名かもしれませんが、桜って一気に咲いて一気に散るでしょ?
 
だから見頃時期って短いんですが、その反面、綺麗な時期を厳選しやすいんです。
 
でも紅葉はそうもいかない。それが吉野山の紅葉は綺麗じゃないって言った最大の理由です。

ライトアップは絶対に見て

山の紅葉の見頃というかタイミングは難しいですが、ライトアップは間違いがありません。紅葉が綺麗な場所を選びライトアップしているので綺麗です。

また範囲も、山と比べると限られるので、綺麗な要素がギュッと凝縮されています。

ライトアップの場所は3ヶ所で「中千本公園(おぎの谷)」「金峰山寺(仁王門付近)」「下千本周辺(吉野山観光駐車場付近)」となります。

おすすめの楽しみ方

山の紅葉を楽しむというより、壮大な吉野山を見に行く感覚の方がいいでしょう。その中に紅葉している場所もあるくらいの気持ちの方がガッカリ感が少ないです。

で、吉野山は広いので色々歩いて風景の移り変わりを楽しみましょう。食事処やお土産屋さんもあるので飽きる事はないと思います。場所が限られてますがトイレもあるし山の中ですけどそれなりに快適です。

奈良人

絶対紅葉というならライトアップを狙って行くのがいいですね。

あえて見頃ではなく、タイミングという表現を使いますが、このタイミングさえ合えば吉野山全体が色づいた綺麗な光景をみる事が出来ます。

それはいつなの?と気になると思いますが、一般的な見頃情報では分かりません。だって吉野山って広いし山頂から紅葉するんで、いつって難しいんです。

一般的な見頃は参考程度にする方がいいです。実際に行って確かめるしかありません。僕が吉野山に行ったら、紅葉状態を写真と共にお伝えしますね。

2位:長谷寺(床もみじが感動するかもしれません)

長谷寺の紅葉の特徴と見頃

例年の見頃

10月下旬~11月下旬

長谷寺は山の中にあるお寺なので、山の紅葉と境内の紅葉を同時に楽しめます。吉野山と違って壮大な山々の紅葉とは違いますが、お寺の規模としては大きいので境内にお堂が沢山あります。

長谷寺の紅葉の楽しみ方と色々。お堂と境内の紅葉を同じ構図で見たり、逆にお堂の中から外の紅葉を見たり、参道を歩きながら移り変わる景色と共に紅葉を楽しむ事も可能です。

赤、オレンジ、黄色、緑が混ざった錦秋が見れるのも特徴です。

長谷寺の紅葉は綺麗?

綺麗です。特に床もみじは最高。僕って鏡像とか床もみじが好きなんです。だから綺麗です。

床もみじ

床もみじが何かって言うと、本堂の床に光が照らされ鏡のようになる。そこに境内のもみじが映るんです。池の水に紅葉が映る鏡像の床バージョンですね。

ですが光の反射の具体により、映り具合が変わります。天候や時間により見れたり見れなかったり。昼過ぎが1番綺麗にみれるとの事です。

本堂の外舞台から紅葉

あと本堂の外舞台から見た境内のや周りの山の紅葉も綺麗です。というか紅葉関係なくいい景色です。そんないい景色が紅葉するんで綺麗じゃない訳がありません。

もう少し分かりやすく言うと、ここからの景色は周りの山と境内が見渡せるのですが、山寺らしさを紅葉と共に味わう事が出来るのがいいって事ですね。

3位:奈良公園(綺麗かどうかは別にして楽しみはある)

奈良公園の紅葉の特徴と見頃

例年の見頃

11月上旬~12月上旬

奈良公園は東西に4km南北に2kmの大きな範囲があります。その中に東大寺や春日大社などの社寺や、浮見堂やならまちなどの観光名所があります。

なので各場所で、それぞれの紅葉を見る事が出来ます。また1番の見どころは、鹿ともみじが一緒の構図に収まるところです。

花札の役の猪鹿蝶は、萩と猪、紅葉と鹿、牡丹と蝶の札が揃うと役になります。その中の紅葉と鹿がリアルで見れるのが奈良公園です。

奈良公園の紅葉は綺麗?

これが一番難しい。吉野山よりも難しい。だって奈良公園て広いですもん。それこそ東大寺の紅葉、春日大社の紅葉、興福寺、猿沢池・・・どこで見るかで全く印象が変わります。

だから綺麗とも綺麗じゃないとも言い切れないのが奈良公園。

奈良県で一番有名なところが東大寺の大仏か奈良公園の鹿だと思うんですけど、奈良の紅葉=奈良公園ってイメージしやすいだけに人気だと思うんですが、はっきり言って難しい。ひとことで言えません。

奈良人

ただ冒頭にも言いましたが、花札の役である猪鹿蝶。その紅葉と鹿が見れるのは素敵かなって思います。

まとめ

奈良の人気紅葉スポットをランキング付けして、本当に綺麗かどうかを主観100%でお伝えしました。

人気なので紅葉がショボいという事はありません。ただ吉野山と奈良公園は場所によって、紅葉の具合もまちまち。見る人によっては、紅葉としてはイマイチとなるかもしれません。

でもそれは見る時期や見る場所に問題があります。

見頃は目安です。全体が綺麗だから見頃と発表される訳じゃないので、「見頃=確実に綺麗なわけでは無い」と覚えてください。

紅葉スポットによって楽しみ方は違います。それぞれの見どころや特徴を知って行くと失敗も少ないでしょう。

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