奈良県奈良市の「ならまち」にある、元興寺。世界遺産にも登録され、奈良時代には南都七大寺の1つに数えられた寺院です。
奈良市の萩の名所の1つになっていて、見ごたえがあります。万葉集で1番多く登場する花も萩です。
この記事では、元興寺の萩の開花情報や見頃、見れる場所、そして共演する花などをご紹介します。
目次
元興寺の萩の開花情報
開花時期と見頃
開花時期:9月上旬~10月上上旬
見頃:9月中旬~9月下旬ごろ
開花時期が9月中旬としているサイトもある。
咲き始めの表現が違うのは、気候が涼しくなると咲き始める、秋の訪れを告げる花なので、年によって違いがある為だと思います。
また9月上旬では、咲いていたとしても、まだ満開というほど咲いていなくて、見頃ではない可能性が高いです。
見れる場所
主に見られるのは、本堂(極楽堂)周辺と、本堂奥にある禅堂の周りです。
極楽堂(極楽坊本堂・曼荼羅堂)周辺
極楽堂(極楽坊本堂・曼荼羅堂)の奥にある禅堂の周辺
宝物殿の側
門の脇
背丈を越えるほどの大きな萩があり、萩で有名なお寺です。なので土日は観光客が多いようです。、
元興寺の萩の種類と紅葉
元興寺の萩は、白萩・しだれ萩があります。
萩の花も紅葉をします。通常は濃い緑色の葉ですが、紅葉の時期には黄色味が強くなり、黄緑もしくは黄色に色付きます。
萩と共演の可能性がある花たち
▲動画「奈良テレビ(元興寺でハギの花が見ごろ)2018年」
2018年の奈良テレビでも、元興寺の萩について放送していました。
元興寺は花の寺と呼ばれていて、四季を通して花が見れます。
その中でも、桔梗(ききょう)・彼岸花・芙蓉(ふよう)・すすき・木槿(むくげ)・コスモス、などとの共演も見られる可能性があります。
元興寺の萩!見頃の目安
萩の種類
赤い萩・白い萩・しだれ萩をご覧下さい。
赤い萩
元興寺萩の趣
天平の歌人も魅了され pic.twitter.com/ZMZexEGGK4— Non (@daisukelinkup) 2013年9月30日
赤い萩
こんばんは。
紅萩の簾 元興寺 pic.twitter.com/4LU9H7i6vY
— Non (@daisukelinkup) 2014年9月28日
白い萩
七十二候
次候
蟄虫戸むしかくれてとをふさぐ
虫が土中に掘った穴をふさぐおはようございます。
良い日曜日を。白雪萩
奈良元興寺、元興寺塔跡より pic.twitter.com/KjrhArc2Xh— Non (@daisukelinkup) 2014年9月27日
白色のしだれ萩としだれていない萩です。
しだれ萩(赤色)
いらかの波としだれ萩。 #元興寺 pic.twitter.com/JP6sBERUBm
— かご太郎🎍(西本 有) (@tamotsuyaki) 2018年9月26日
赤と白の咲き始めの違い
2016年9月下旬をみると、赤い萩は見頃を過ぎたようですが、白い萩はこれから咲き始めるような感じです。
ただ、その年によって咲き始めや見頃は変わってきます。
白萩が咲き始め(2016年9月26日)
元興寺さん
萩が咲きはじめてる。 pic.twitter.com/rQztuIqpKp— ナラのシカコさん (@nara_usagi) 2016年9月26日
白はまだまだ!赤は終わり(2016年9月26日)
今年の萩はもうピークを過ぎたのでしょうか…
元興寺では白はまずまずでしたが紅が終わりっぽかったです。 pic.twitter.com/iy0N1Dm3fW— ヨコ (@agehanochoyo) 2016年9月28日
白の萩が見頃(2014年9月19日)
元興寺の萩の花が見頃です🌟http://t.co/3pEgz8Xx1R#奈良 #nara #観光 #ならまち pic.twitter.com/iPfbFM2XaL
— ならこと (@narakoto10) 2014年9月20日
萩の場所
極楽堂の周り(晴天の空と一緒に)
世界遺産、ならまちの元興寺も
萩が見頃になった様です☆国宝の極楽堂を囲むように
多くの萩が植わっています☆萩を見た後は
ならまちの散策が良いと思います♪#元興寺 #萩 pic.twitter.com/Lxozncjw25— Kudochan (@kudochan_tweet) 2015年9月20日
極楽堂の周り(しだれ萩の白と赤)
奈良・元興寺の萩。ここまでくると、見事なり。昨夜は月見。雲から時おり出てくれて、風情あった。#nara #奈良 pic.twitter.com/uc2DHvn9T6
— ひおき丸 (@thioki) 2015年9月26日
門の側
元興寺塔跡の萩も見ごろ。今年は涼しくなるのが早くて、全体に花も早い気がしますね。 pic.twitter.com/ijK9aa5Cyy
— 絵本とコーヒーのパビリオン (@pavilioncaptain) 2015年9月21日
他の花との共演
彼岸花・桔梗・すすき・木槿との共演をご覧下さい。
彼岸花
ならまち元興寺塔跡で彼岸花と萩が満開でした(9月22日) pic.twitter.com/jcJKU3wzzC
— kimi, JP3PZD (@kimi5924) 2015年9月23日
桔梗やすすき
秋の元興寺。
萩の花はほとんど散ってしまっていましたが、
桔梗やすすきがきれいでした。 pic.twitter.com/C79x9iv2WA— kay0531 (@kaytti0531) 2016年10月21日
木槿(むくげ)
元興寺
白い木槿に
萩の紅
乃音 pic.twitter.com/3qoe7JHp9r— Da乃音 ダノン (@gekasijin) 2013年9月30日
基本情報
奈良時代の木造五重小塔(国宝)、木造阿弥陀如来坐像・智光曼陀羅図・庶民信仰資料(全て重要文化財)など保存されています。
また日本最古といわれる飛鳥時代の瓦が現存していて、実際に今でも屋根に葺かれています。他にも、万葉歌碑・かえる石・曼荼羅堂など沢山の見どころがあります。
料金や時間など
料金 | 大人500円(秋季特別展期間中600円) 中学・高校300円 小学100円 |
割引 | 20名以上400円(秋季特別展期間中540円) 高齢者割引 ななまるカード持参で無料 |
時間 | 9:00~17:00(入館締切16:30) |
住所 | 奈良市中院町11 |
マップコード | 11 325 812*33 |
電話 | 0742-23-1377 |
イベントや行事など
花まつり(5月8日)
かえる石供養(7月7日)
多数の行事があります。詳細は元興寺の公式HPをご覧下さい。
>>元興寺の公式HP(各行事の特徴と説明)
https://gangoji-tera.or.jp/event/feature.html
地図・アクセス
電車の場合
JR奈良駅から徒歩20分
近鉄奈良駅から徒歩15分
バスの場合
福智院町下車 徒歩5分
田中町下車 徒歩5分
車の場合
京奈和「木津IC」より車で15分
第二阪奈「宝来ランプ」より車で15分
駐車場
北門駐車場 大型バス2台(無料)
東門駐車場 乗用車10台 (無料)
拝観者のみが利用できます。ただし8月22日~25日午前中、2月2日~3日は利用できません。
まとめ
開花時期の目安は9月上旬からですが、年によっても、萩の品種や色(赤か白)かによっても違ってくるようです。
おおまかな見頃の目安は9月中旬~9月下旬になります。
彼岸花や桔梗など、他の花との共演も見れる、まさに花の寺としての楽しみ方がある元興寺ですね。