道頓堀を船でクルーズする、大阪ワンダークルーズというものがあります。
ルートは3つあり、目的によって使い分けが必要なのですが、ちょっと分かりにくい部分があります。
この記事では、大阪ワンダークルーズの時間や予約の解説と、道頓堀から天満橋のルートのレビューをします。
ルートは3つ!時間や価格など違いは?
大阪ワンダークルーズには3つのートがあります。1つは道頓堀を周遊するルートで「道頓堀コース」といいます。こちらは、同じ所に戻ってきます。
あとの2つは、「大阪クルーズコース」といって、同じルートですが出発地点と到着地点が違います。元の場所には戻らない片道のルートとなります。
片道で1ルートなので注意してください。
パスを使うと、どのルートでも1回と換算される
大阪周遊パスなどパスを使うと、1RIDE(ライド)制といって、1つのチケットでどのルートでも使えるチケットが発行されますが、1チケットで1ルートに利用可能です。
なので道頓堀コースよりも、料金が高い大阪クルーズコースの方を乗る方がお得ですね。
また乗り放題ではありませんので、2ルート目からは料金が発生します。
パスを使わない価格は1人1,000円と1,800円
パスを使わず乗る場合は、道頓堀コースが大人1,000円。大阪クルーズコースが大人1,800円です。
予約方法
公式HPから予約できます。
【ルート1】道頓堀を周遊するルート(クルーズ時間:20分)
引用:https://wondercruise.osaka/#owctop
道頓堀に掛かっている橋の下をクルーズします。グリコの看板周辺を回るので、短時間で道頓堀を観光したい方に向いています。
クルーズ時間
20分
出発&到着時間
18:10~18:30
18:40~19:00
19:10~19:30
19:40~20:00
20:10~20:30
20:40~21:00
21:10~21:30
※年中無休
運行状況が変わる可能性がありますので、公式HPでご確認ください。
乗り場&降り場
どちらも、道頓堀・日本橋 船着場
【ルート2】道頓堀から天満橋のルート(クルーズ時間:30~40分)
引用:https://wondercruise.osaka/#owctop
道頓堀の日本橋から、中ノ島がある大川に出ます。その後、京阪 天満橋駅の前にある、八軒家浜 船着場までクルーズします。
道頓堀から大阪城に船で行きたい方に向いています。船着場は天満橋駅の前なので、大阪城までは20分ほど歩かなければいけませんが、船で移動するのが新鮮です。
クルーズ時間
30~40分
出発&到着時間
10:25~11:00
12:00~12:40
14:25~15:00
16:00~16:40
17:30~18:10
※年中無休
運行状況が変わる可能性がありますので、公式HPでご確認ください。
乗り場&降り場
乗り場:道頓堀・日本橋 船着場
降り場:八軒家浜 船着場
【ルート3】天満橋から道頓堀のルート(クルーズ時間:30~40分)
引用:https://wondercruise.osaka/#owctop
京阪 天満橋駅の前にある、八軒家浜 船着場から、中ノ島がある大川を進み、道頓堀の日本橋までクルーズします。
大阪城の観光を終えて、道頓堀の観光に行く場合に、電車で行くよりも船で観光しながら行きたい方に向いています。
道頓堀と高速道路のコラボが見れ歴史を感じられます。また水門も見れるのですが、好みは人によるでしょう。
クルーズ時間
30~40分
出発&到着時間
11:10~11:50
12:40~13:20
15:10~15:50
16:40~17:20
※年中無休
運行状況が変わる可能性がありますので、公式HPでご確認ください。
乗り場&降り場
乗り場:八軒家浜 船着場
降り場:道頓堀・日本橋 船着場
チケットの購入や乗り場など
チケットの購入について
道頓堀・日本橋 船着場
▲バー
▲バーと川の間
▲予約?のチケット
道頓堀・日本橋 船着場では、船着場の前のバーで購入するか、船が停泊している場合はの乗組員が2人いるので声をかければ直接購入できます。
今回僕は、大阪周遊パスを利用したので、無料で乗船できました。
八軒家浜 船着場
八軒家浜 船着場では、船の乗組員2人のどちらかに声をかけ直接購入してください。
乗り場&降り場の、場所とアクセス
場所マップ
乗り場と降り場の場所は以下の2ヶ所です。
アクセス
電車マップ
▲クリック・タップで拡大できます。
道頓堀・日本橋 船着場
最寄り駅:大阪メトロ(堺筋線・千日前線)日本橋駅、近鉄 日本橋駅
2番出口を出て左に曲がり、大きな道沿い(堺筋)に歩く。250mほど行くと前方に川が見える。橋の左手に降りるところがあるので降りる。
そのまま真っ直ぐ行くと道頓堀・日本橋 船着場がある。バーのような所が受付。
八軒家浜 船着場
最寄り駅:大阪メトロ(谷町線)天満橋駅、京阪 天満橋駅
11番、17番出口を出てすぐ。
雨天時の確認など
雨天時の運行状況などは、公式HPでご確認ください。
電話:06-6147-7763
【レビュー】今回乗ったのは道頓堀から天満橋のルート
大阪ワンダークルーズには3つのルートがあります。
【ルート1】道頓堀を周遊するルート(クルーズ時間:20分)
【ルート2】道頓堀から天満橋のルート(クルーズ時間:30~40分)
【ルート3】天満橋から道頓堀のルート(クルーズ時間:30~40分)
このうち今回クルーズしたのは、ルート2の道頓堀から天満橋のルートです。
天満橋からは大阪城へ徒歩10~15分くらいで行けます。
座席はカラフル!屋根があるので小雨でもOK
▲カラフルな椅子が並びます
▲屋根
雨の日でも安心の屋根付です。晴れの日はビニールを取ってる感じです。
この日は、急に大雨になって警報まで出る始末。なので乗船しようと思っていた便が結構になりました。
でも通り雨のようで2時間くらいで雨がやんだので、次の便に乗船となった次第です。
高速道路の下の道頓堀をスイスイと進む
▲道頓堀と阪神高速1号環状線
約400年前の江戸時代に作られた道頓堀と、昭和に作られた高速道路のコラボです。
人々の息遣いが感じられて感慨深い気持ちになりました。大阪のイメージを一新できるクルージングになると思います。
▲いくつかの橋をくぐりぬけ
とんぼりリバークルーズと同じく、橋の下をくぐって行きます。
とんぼりリバークルーズは外国人が多い!でも英語はあまり出てこない
大阪市内最古の橋「本町橋」をくぐり抜ける
▲本町橋
現役の橋の中では、大阪市内で最古の橋です。
豊臣秀吉が大阪城の建設時に掛けたと考えられています。現在の橋は大正2年に架け替えられていますが、それ以降、壊れることなく当時の姿を残しています。
ルネサンス風の彫刻が施された石作りの橋脚と、鋼作りのアーチ型の橋桁が美しいです。
▲本町橋をくぐり抜ける
▲くぐり抜けて振り返り
日本橋側から来た場合、くぐる抜けた後に振り返った方が配管などなく、橋が綺麗に見えます。
パナマ運河のような水門が道頓堀にある
▲水門が見えてきました
▲水門の開閉が完了するまで船を固定して止まります
▲水門が閉まりはじめます
▲さらに水門は閉まっていきます
▲閉まりきると横から水が!
▲前進禁止の放水が行なわれます
放水が止まり水位の調整が完了すると、大川に向けて出発です。
土佐堀川と大川に合流
▲土佐堀川
▲振り返って土佐堀川見る
阪神高速1号環状線と中ノ島が見えます。
▲天神橋
土佐堀川を進むと天神橋があります。この橋を抜けると、土佐堀川と大川が合流です。
▲大川
大川を運行していると、右前方になにやら怪しい物体が。
▲ラグビーボール
大阪には全国的に有名な花園ラグビー場があります。それにちなんで大きなラグビーボールが飾られています。
京阪 天満駅の前が船着場
▲八軒家浜 船着場
船着場が見えてきました。
▲大阪城が見える
船着場を越えて進むと、右手に大阪城が見えるスポットがあります。
このスポットまでがクルージングのルートとなっています。
道頓堀から来るお客さんは驚いてくれるそうですが、大阪城からの帰りのお客さんは驚きもなく、「あぁ、さっき見たよ。」くらいの反応らしいです(笑)
ちなみに僕は凄く興奮しました(笑)
▲大阪城アップ
▲大阪城さらにアップ
▲八軒家浜 船着場
Uターンして船着場に到着。
ここから大阪城までは、徒歩で20分くらいです。厳密には大阪城の敷地までは10分くらい。天守閣まではさらに10分くらいといった感じです。
まとめ
道頓堀を周遊するショートコースは夜のみです。昼に乗りたいなら、別会社のとんぼりリバークルーズがいいかもしれません。料金も、とんぼりリバークルーズの方が安いです。
僕が思う、大阪ワンダークルーズの良い所は、道頓堀と天満橋を結ぶルートがある事です。
高速道路の下にある道頓堀をクルーズする機会なんてめったにないのですし、これまた珍しい水門も見れます。普通とは違った観光がしたい方におすすめのクルーズです。