【奈良】大淀町の世尊寺は彼岸花の穴場スポット!サルスベリは珍しい白色

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奈良県吉野郡大淀町の世尊寺(せそんじ)は境内に彼岸花が群生している穴場スポットです。

夏から秋に開花するサルスベリ(百日紅)も樹齢100年以上で、木の高さは15m以上になります。このサルスベリが普通と違うのは花の色で、白色です。普通は濃淡はあれどピンク色ですよね。

他にも世尊寺では秋ではコスモス、もみじ、イチョウ、春には桜や県内に5~6本しかないハナノキなども見ごろを迎えます。

この記事では、世尊寺の彼岸花やサルスベリの開花時期と、寺内で見れる他の花についてもご紹介します。

世尊寺の花の開花時期

彼岸花

9月中旬~10月上旬

サルスベリ

7月上旬~9月中旬

コスモス

9月上旬~10月下旬

サルスベリと彼岸花

サルスベリ

境内にサルスベリの木は1本しかりませんが、めずらしい白色の花は一見の価値があります。樹齢100年以上の歴史を感じて下さい。

彼岸花

山門から中門までの境内(中庭)にと、本堂裏に彼岸花が群生しています。開花時期は違っているようで、本堂裏の方が少し遅めが見ごろになります。

境内(中庭)では、西塔跡の周りや小高い台の辺りなどに、彼岸花が群生しています。中には白い彼岸花も混じっています。

その他、お寺の周りの田んぼにも彼岸花が咲いています。

彼岸花の中に入ったりして花や茎を傷つけないように注意して下さい。また花の周りの地面には球根が埋まっている可能背もあります。

彼岸花に近づきすぎないようにして、来年も楽しめるようにしましょう。

その他の花の紹介

境内の桜は、ヤマザクラのようです。

不老長寿の桜

聖徳太子が植えた桜(ヤマザクラの)として「壇上桜」があります。またこの桜は不老長寿の桜ともいわれています。

寺に伝わる話によると、150円前に台風で倒壊し枯れましたが、その後、根本付近から枝をだし再生したそうです。強い生命力ですね。

また、松尾芭蕉が1688年に世尊寺を訪れた際には、満開の桜を見て俳句を詠んでいます。

「世にさかる 花にも念仏 まうしけり」

世尊寺の花年表

1月 サダンカ、センリョウ、マンリョウ
2月 ロウバイ
3月 ハナノキ(県内に5-6本しかない・樹齢70年)、モクレン(白・紫)
4月 桜(カワヅザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラ、など) フジ
5月 オオヤマレンゲ、ヒラドツツジ
6月 アジサイ、ボダイジュ、タイザンボク
7月8月 サルスベリ(白)、ノウゼンカズラ、夏椿、蓮
9月 コスモス、彼岸花(赤、白)
11月 サザンカ、もみじ、ハナノキ、イチョウ
12月 サザンカ、センリョウ、マンリョウ

基本情報

住所 吉野郡大淀町比曽762
マップコード 36 265 152*47
電話 0746-32-5976
料金 入山料100円
本堂拝観料300円(入山料は別途必要)

>>大淀町HP

地図・アクセス

電車の場合

「近鉄六田駅」または「近鉄大和上市駅」から徒歩40分。タクシーなら10分。

車の場合

南阪奈(葛城IC)より車で40分

京奈和(御所IC)より車で20分

駐車場の注意点

世尊寺の参拝者用駐車場の手前には広い空き地があります。ですが、ここは駐車場ではありません。駐車したり通り抜けたりしないようにしましょう。

境内に食事処はありません

食事するなら、車で7分のところに「道の駅 吉野路大淀iセンター」があります。道の駅内にあるレストラン「ときん」では情熱のある店長さんが考えたご当地バーガーや、ソフトクリームなどがあります。

道の駅が自社工房で焼いた手作りパンも人気です。夕方には売り切れる可能性があるので早めに行く方がいいでしょう。

道の駅 吉野路大淀iセンターの情報!ときんの全メニューも掲載

まとめ

世尊寺は彼岸花の隠れた名所でで、白色の彼岸花も見れます。

彼岸花の他には、樹齢100年以上の白い花を咲かすサルスベリや、春の花でいうと聖徳太子が植えた桜も見どころです。また1年を通して様々な花が咲きます。

分かりにくい場所にあるので、駅からタクシーで行くか、車の場合はナビをセットして行く方が確実です。

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