夜行バスで寝れない!ぐっすり寝るための席や体勢選からグッズまで

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こんにちは!夜行バスで寝ることに、全身全霊で挑んでいる奈良人です。

僕も夜行バス初心者のころは、とにかく寝れなくて大変でした。次の日が辛くて辛くて。

でも今は寝れるようになって体が前より楽になりました。

この記事では、僕が実践して効果があった、寝るためのコツを紹介します。

寝れない原因

寝れないのには原因があります。この原因を出来るだけなくす事が寝る為の第一歩。少しでも減らすように心がけて下さい。

  • 狭い
  • 明るい
  • うるさい
  • 目がギンギン

これの逆をすれば寝やすくなります。

  • 広い
  • 暗い
  • 静か
  • ぼーっとする

この状態を作る為にどうするかを解説していきます。

キーワードは、「空間」「」「」です。

寝やすい席(シート)

3列独立シートは周りを気にしなくて良い

夜行バスで寝れないという方は、快適なバスの旅(寝るだけですが・・)をする為には、座席選びから見直す必要があります。

値段が手ごろでおすすめなのは、3列独立シートです。


▲3列独立シート

2列シートなど列の数が少なくなれば、座席の横幅が大きくなりますので、ゆったりと座ることが出来ます。ですが値段が高く1万円を越える価格帯です。


▲2列シート

逆に4列シートは座席の横幅が小さく快適ではありませんので、寝にくくなるのは言うまでもありません。また知らない人が横にいても寝にくいですからね。


4列シート

窮屈なのは寝れない条件の1つです。こちらもキーワードは「空間」となります。

奈良人

しかし大大きい座席がいいといっても、2列シートは値段が高いです。

夜行バスの最大の魅力は「値段が安い事」だと僕は思っているんですが、2列シートや特別シートは京都~大阪で1万円を越えてきます。

そんな金額を出すなら僕は新幹線で行きます。

以下で座席の違いによる値段の目安をお伝えします。日によって値段は違うので、あくまで目安として下さい。

座席 値段
2列 10000~
3列 5~8000円
4列 2~4000円

席が倒せて足が伸ばせて音が静かな席

座席は3列独立シートがいいと伝えましたが、位置がどこでもいいというわけではありません。

以下の位置は選ばないで下さい。

注意

トイレ付きの場合で説明しますね。また後ろにトイレがある場合もありますが、今回は一般的な、真ん中にあるタイプで説明します。

  • バスの後ろ側
  • 一番前
  • トイレの後ろ


▲選んではダメな位置

後ろがダメな一番の理由はエンジン音です。バスってエンジンが後ろにあるので、運転手さんがギアを変えるタイミングが分かってしまうくらい音が伝わります。

奈良人

この音が非常にうるさく感じてしまって寝れません。

一番前とトイレの後ろがダメな理由は、足が伸ばせないからです。普通は前に座席があって、その下に足を入れたり、フットレストに足を乗せたりして快適に過ごせます。

でも一番前は最悪です。足回りのスペース自体が少ないので常に足を曲げた状態です。これでは寝れません。

キーワードは「空間」ですね。

もっと詳しい3列独立シートのおすすめ座席位置について知りたい方は、以下の関連記事をご覧下さい。

寝やすい体勢や座り方

座席は限界まで倒す

寝やすい姿勢の基本は座席を全部倒す事です。

後ろの人に気を使って倒さないとか、倒しても少しだけとかというのは寝にくい事このうえありません。遠慮なく倒して下さい。

奈良人

夜行バスは寝るのが前提です。

ただ、一声は書けるようにして下さい。バスのアナウンスでも「一声かけてね」的な事を言う会社もあります。

寝るのが前提の夜行バスなんで、ないとは思いますが、「倒していいですか?」「無理です。」なんて事にならないように、許可を得る形ではなく、「倒させて頂きます。」と一声かける風な発言の方がいいかもしれません。

足を伸ばす

フットレストを出してもいいですし、足を前の座席の下に伸ばしてもいいです。自分が楽だと思える足の位置にして下さい。

あと靴は絶対に脱ぐ方が楽です。

カバンは上の棚へ置く

結構みんなしてて、これじゃ寝れないだろな~ってのが、大きなカバンを足元に置くって事です。

足元は超重要なスペースです。カバンは絶対に足元におかず上の棚に置くべきです。でも貴重品が心配ですよね?

MEMO

僕は小さなカバンを持っていって、それにタオルや貴重品など、必要なものをすべて入れて前の座席の取っ手にくくり付けてます。
 
財布・スマホ・タオル・化粧ポーチ・ウェットティッシュ、これらをカバンにいれてます。カバンは100均の布のやつです。
 
大きさはB5くらい。以外と大き目ですが取っ手に付ける事で足元が邪魔になりません。

奈良人

防犯の為にはリュックを前で抱える形がいいかもですが、寝にくいかもしれません。

腰や首は座席と密着!タオルを挟むと良い

夜行バスで出来るだけ横の体制になろうとお尻を前へやるとずり落ちる可能性があります。

また腰と座席に隙間が出来ると、腰が曲がり余計に寝にくい姿勢になってしまいます。腰の位置は座席と密着させて下さい。

奈良人

もっと横になりたい場合は、腰と座席の間にタオルをいれると隙間が埋められ楽です。

首はネックレスとがついているバスが多いですが、まれについていないバスもあります。

首が安定しない、首が痛いなんて時もタオルを挟むと楽になります。

注意

クッションや座布団、ネックピローなどを利用する方法もありますが、僕は使ってません。
 
出来るだけ荷物は少なくしたいし、使ってもあまり変化は感じなかったからです。

奈良人

人によってはある方がいい!となるかもしれませんので一度使ってみて変化を試してみて下さい。

安眠グッズ(耳栓やアイマスク)は逆効果かも?

眠れない原因に光と音があるといいましたが、その2つをシャットアウトしてくれるのが、耳栓とアイマスクです。

バスのエンジンの音、他人のいびきの音。完全に真っ暗にならない車内の光。これらを遮るのですが、弊害もあります。

奈良人

付けている圧迫感です。

服はゆったりしたものでリラックスしているのに、耳栓とアイマスクで締め付けてリラックス出来ず寝れないって本末転倒ですね。

僕はこの締め付け間が嫌なんで付けてません。

工事現場のような騒音、昼間のような光。などの場合は必要だと思いますが、車内では必要ない場合もあります。

もちろん人によってはあった方が良く寝れるかもしれません。

奈良人

一度試して自分に合っているか確認してみて下さい。

その他の寝る方法と注意点

ゆったりとした服装

座席や姿勢が良くても、来ている服が締め付けるようなものではぐっすり寝れません。ゆったりとした服装を心がけて下さい。

さっきも言いましたが、靴も締め付ける物なんで脱いだ方が良いです。

温度調整

ゆったりとした服も大切ですが、服は温度調整の役割もします。

ひざ掛けがついている夜行バスは多いですが、その名の通りひざまでしか保温できません。いいところ腰か、頑張って胸までです。

バス会社によって長さも違うし、上半身は服で温度調整する気持ちでいる方がいいです。

上半身は服で温度調整

バスの中はちょっと寒いことが多いです。逆にちょっと暑いなんて事もたまにあります。でもどちらかというと寒い事の方が多い。

バスに乗りたてはちょっと暑いけど、時間が経つとちょっと寒い。というのが一番正確な表現かもしれません。

奈良人

この微妙な調整を服でするのが難しいんです。

おすすめの服

おすすめは、春~夏なら薄手のシャツ、秋から冬はトレーナーとか薄手のダウン系。これを僕は持って行ってます。

とにかく羽織るものをもって行く。そしてそれは薄手だったり表面がナイロン系のダウンとか、かさ張らない物がベスト。

奈良人

パーカーはダメです。フードの部分が邪魔で寝にくいです。被るなら良いんですがフードはない方がおすすめです。

エアコンの吹き出しは切る

地味にうっとおしいのが上からくる風です。真ん中の座席の場合は関係ないんですが、窓際は上の吹き出し口から風がきます。

僕はダイヤルを回して風がこないようにしてます。

この風が心地よいなら良いんですが、喉の乾燥にも繋がるし切った方がいいかなって思います。

出発2時間前に食事をする

空腹時って寝れないです。かといって出発直前に食べるのも時間的に余裕が無い。

とはいっても食事をすると眠くなるので、やっぱり食べた方がいいと思います。

食後眠くなる時間て人によって違うかもしれないので、夜行バスの出発時刻から逆算して食べるようにすると、眠くなるときが出発時間と重なって寝やすくなります。

どうしてもその時間に食事が無理な場合は、30分前でも牛乳を飲むとかして空腹の状況をなくすのが大切です。

寝る前は歯磨きもしたいし、その辺の時間の調整は考えて行動して下さい。歯磨きしていたら夜行バスに乗り遅れた!なんて事にはならないで下さいね。

お酒を飲む

少量のお酒を飲んで眠るという方法もありです。

ですが匂いの問題もありますし、もちろん飲みすぎて騒いでしまうなんて事は絶対にダメ。マナー違反です。

飲食は可能なバスがほとんどだと思いますが、飲酒についてはバス会社に問い合わせるのが確実です。

少量のお酒で眠れるのならと考えてしまいますが、お酒を禁止している夜行バスもあるかもしれません。規約を確認するかバス会社に問い合わせて下さい。

アロマで精神的なリラックス

アロマでリラックスすする方法も良いです。

ですがお酒と同じで匂いが、他の乗客に迷惑になる可能性もあります。

なのでハンカチやタオルに染みこませて、自分だけで楽しむようにしましょう。もちろん嗅いだらすぐカバンにしまって下さい。

あと、僕が精神的にリラックスする為に気をつけている事は、トイレ付きのバスで行くって事です。

女性からすると、バスのトイレは嫌だとか、トイレ使わないからって思うかもしれませんが、使わなくていいんです。

奈良人

トイレは保険ですから。

万が一の保険。あると、もしもの時どうしようとか、次の停車場所まで我慢とか、そういう気持ちがなくなります。最悪の場合、トイレあるし!みたいな感じです。

結果としてゆっくり寝れます。

寝れないからってコレをしちゃ絶対にダメ

スマホをみる

スマホをみると余計に目が覚めて寝れなくなります。寝れなくて暇。LINEがきてないか気になる。という気持ちもあるとは思いますが我慢です。

画面の明るさを最小にしても、かなり明るいですからね。

また光は他の人の迷惑になります。絶対に見ないようにして下さい。

あきらめて寝ない。前日寝ない

あきらめて寝ない

これもやっちゃダメ。あきらめて寝なくて朝まで起きれたとしても、その日、一日すごくしんどいですね。かなり体がきついです。

開き直って起きておくってのはしないで下さい。

前日寝ない

あと疲れて眠れるように前日寝ないってのも体に負担がかかります。寝れる時に寝る方が体が楽です。

結局夜行バスってベッドや布団で寝るのと違ってフラットにならないので、完全に寝れたとしても普通に寝るより疲れます。

それを前日起きていたりしたら・・・考えただけでミステリーです。

また夜寝て朝起きるってサイクルを崩さないようにする方が、結果としてよく眠れるようになりますよ。

まとめ

僕が試行錯誤の末、いいなと思ったことを全て伝えました。

これをしたから確実に寝れるって訳ではないと思いますが、寝やすくする方法を知ってるのと知らないのでは全然結果が変わってきます。

快適な夜行バスライフをお祈りしております。

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