優先席を譲らない理由!若者やサラリーマンなど座っている人の気持ちは様々 

電車に乗るとぽっかりと優先席だけ空いている。そんな時、座るか座らないかで悩む人が多いと聞きます。

ですが空いているところに座るよりも、座席を譲ったり譲ってもらう方が難易度って高いですよね?

譲らない理由は人によって違います。なかには寝たふりをする人がいたりしますよね。

この記事では、鉄道会社に聞いた優先席の正しい定義と、若者やサラリーマンが席を譲らない理由を知り、譲ってもらう為に必要なことをお伝えします。

優先席に座っていいか鉄道会社に聞いた結果

譲らない理由を知る前に、まずは優先席の定義から知ってもらう必要があります。

そして、今回は近鉄とJR西日本に聞いたのですが、両社とも答えは同じでした。以下をご覧下さい。

優先席の利用方法
全ての方が座って問題ありません。ただし年配の方や妊婦、体の不自由な方「など」がおられる場合は席を譲って下さい。

この事から、健常者や若者が絶対に座ってはいけないという座席ではないというのが分かります。

奈良人

ですので若者なのに座っていると怒ったり注意をしたりするのは間違っています。もちろん騒いでいたらダメ。席を譲らないのもダメ。
 
でも席を譲る譲られるという行為には問題点もあります。

席を譲る譲られる場合の問題点

問題点とは、席を譲るべき対象者が曖昧という事です。

まずは以下の動画をご覧下さい。リーガルハイの第1話のワンシーンです。

堺雅人演じる古美門(こみかど)と新垣結衣演じる黛(まゆずみ)のやりとり。

電車の座席に座る古美門に対し、お年寄りに席を譲れと主張する黛。だがお年寄りは座らなくていいですと意思表示。

お年寄りの主張
  • 着席を望んでいない

それでも黛がお年寄りに席を譲れという理由は、体力のあるものが体力のないものに席を譲るのが、当然のモラルでありマナー。

黛の主張
  • 強者が弱者をいたわるのは当然

それに対し古美門は言います。その理由はごもっとも。でも若いから体力がありお年寄りだから体力がないと言い切れない。若くても病気の可能性もある。

さらに続けます。お年寄りの見た目は60代だが持っているスポーツバッグからの推測で、スポーツクラブに通っていて、年季の入ったベテラン。ジムは次の駅でわずか1駅。

古美門の主張
  • 体力は見た目から分からない
  • 1駅で降りる

以上の事から、誰が優先されるべきか?というのは見た目だけでは分からないのです。

優先されるべき人とは?鉄道各社の見解

この問題について、誰が優先されるのですか?と近鉄とJR西日本にお聞きしました。

回答をまとめると、お年寄りや妊婦などですが、優先されるべき人は限定していませんという回答でした。

優先席に張ってあるステッカーには、お年寄り・妊婦・乳幼児連れ・体の不自由な方・内部障害や病気の方などの絵が書かれています。

あの絵は、たとえばの例であって絵に書かれている人だけ優先されるわけではないと言う事です。

若者が席を譲らない理由

人に優しくするという教育がされていない

人の事を考えず自分さえ良ければいいという考えの人です。

通常、人を思いやる気持ちというのは、体の成長と共に育ちます。

ただ中には、見た目だけ大人になる人間も出てきます。これは性格の問題もありますが、親の教育がなされていなかった場合もあります。

また学校で道徳教育もしていますが、はっきりいって機能していないのは、現代のニュースをみれば明らかでしょう。道徳教育を見つめなおす必要があります。

見た目では分からないが社会的弱者

見た目では分からない疾患や障害がある、または気分が悪いなどです。

サラリーマンが席を譲らない理由

若者同様に、人に優しくするという教育がされていない場合もあります。その他の理油としては、疲れている。というのが大きいのではないでしょうか。

疲れている

OECD(経済開発協力機構)のデータによると、日本の労働時間は世界22位とそれほど長時間ではありません。

ですがサービス残業やみなし残業の時間は加味されていないと思われますので、実際にはもっと過酷な状況でサラリーマン達は仕事をしていると思います。

国連の関連団体が発表した「世界幸福度ランキング2019」によると58位となっています。決して高い順ではありません。

また老人の年金は自分たちが支えているのに、自分はもらう額が少ないといった気持ちがあるのかもしれません。老人は悪くなくて、悪いのは日本の政治なんですが・・

みんな選挙に行こうよ。

なんにせよ心も体も疲弊している日本のサラリーマンですので、座席を譲るという気持ちにならないのでしょう。

仕事で疲れている20代と比べた優先順位

優先席に座っているサラリーマンが特に理由もなく席を譲らないのは、自分も仕事で疲れている!といった気持ちからだと思います。

確かに優先席なので仕事で疲れている人も座って問題ありませんが、優先順位を考えた場合、どの位置にいるのかが気になりました。

奈良人

僕の個人的な見解を言います。

例えば、徹夜明けで残業をした20代会社員と、山登りを楽しんだ後、これから飲みに行く予定の60代。どちらが座るべきでしょうか?

僕は20代の方だと思います。60代は遊びですからね。

MEMO
仕事で疲れてる20代>遊んできた60代

では次の場合はどうでしょう。その60代の方は心臓が悪く、健康の為に山登りをしているが今回は頑張りすぎた。飲みに行くのも5年ぶり。心臓手術から5年の節目のお祝いです。

この場合、賛否あると思いますが、60代の方に座って欲しい気持ちがあります。

MEMO
頑張りすぎた60代>疲れている20代

何が言いたいか?

自分と比べてどちらが座るべき人間か?それをお互い考えず、自分の方が辛い・しんどい・頑張っていると思うとトラブルになるだけです。

そもそも、その気持ちがないから誰も席を譲らない状態になり、それを緩和する為に出来たのが優先席のはずなんですが・・

とはいえ、精神論を方っても改善の糸口は見つからないので、具体的に優先順位をどう決めるかが重要です。

どう判断するのかですが、はっきり言って判断するのは、声をかけて聞くしかありません。

奈良人

体調や状況は見た目で分かりません。状況を知るためには、譲られたい人と席に座っている譲る側の人が、コミュニケーションをとるしか方法はありません。

注意
ですが、これって日本人が超苦手な事ですよね。
 
この日本人の特徴が招く、譲る側と譲られる側の気持ちのズレを次の章でお伝えします。

譲る気はあるが席を譲らない理由

まず言いたいのは、自分のエゴやモラルのなさから席を譲らないのはNGです。

ですが双方の感情のズレから、席を譲るのをためらったり、譲らなくても良いと思ってしまう場合があります。

お年寄りに席を譲ろうとして断られる

僕自身よく経験するのですが、お年寄りに声をかけても断られる事が多いです。その後、他の席が空いたら座ってたので、座りたかったのかなとは思います。

なぜ声をかけた時に座らなかったのか考えたのですが、わざわざ席を変わってもらう事に負い目を感じたり、恥ずかしいのかなと思います。

相手(現在座っている人)に手間をかけるからダメという心理でしょうか。相手を気遣う気持ちからだと思いますが、断られた方も恥ずかしいです(笑)

今回の状況以外にもお年寄りが断る理由としては以下が考えられます。

  • 足を鍛えたい
  • 座ると立つ時が大変
  • 次の駅で降りる

人には事情というものがります。この場合無理に譲る必要はないかと思いますが、最初は相手が何を考えているかは分かりません。

とりあえず声をかけて、断られたらまた自分が座るという流れで問題なかなと思っています。重要なのは声をかけるという事です。

言うなれば、以下の動画(リーガルハイ)の黛(まゆずみ)のセリフです。この考え方を、座席に座っている人間がするべきです。

▲33秒~のセリフで重要な部分(あなたは「席を譲りましょうか」と聞くべきでした。※51秒)

奈良人

結果、席を譲ろうとしても断られるかもしれませんが、譲ろうとする手続きをする必要はありますね

妊婦かどうか分からないので席を譲らない

これは口コミサイトを見て思ったことです。

妊婦がマタニティマークをつけて優先席の前に立っています。ですが座っている人は譲ろうとしません。ここでなぜ譲らないのか理由を考えました。

席を譲りたいと思っている人が座っているのが前提です。

僕が思った理由は2つです。

  • マタニディマークを知らない
  • 妊婦ではなく太っているだけかもという不安

マタニディマークを知らない

▲マタニティーマーク

そもそも僕はマタニディマークを知りませんでした。付けているのを見たとしても可愛らしい絵のキーホルダーやな!くらいにしか思いません。

妊婦だと分からないので席を譲らない可能性もあります。世の中にはそんな人も多くいると妊婦の方に知ってもらいたいです。

同時にマタニティマークをもっと広める必要があると思います。少なくとも僕のサイトを見てくれた人は、これでこのマークの意味を理解したはずです。

電車で見たら妊婦さんにお声がけ下さい。

妊婦ではなく太ってるだけかもという不安

これも実際にあった話で、妊婦だろうと思った女性に声をかけたら怒られたという話です。

これって他人からは見分けが付かないですよね。なので相手を不快にするくらいなら、黙っておこうという考えの人もいると思います。

こんな誤解をなくす為のマタニティマークなんですが、知らない人もいるのが事実です。

奈良人

もし妊婦だけどマタニティマークをもっていない場合、持っていたとしても知らない人がいるかもと考え、やっぱり自分から座っている人に声をかけるのが1番よいと思います。

譲りたくないので寝たふり?


さて先ほどは席を譲る気があるけども、譲れない状況や心理をお伝えしました。次に考えるのは、譲る気がない・譲りたくないから寝たフリをしている人についてです。

寝たふりをする人は30代男女に多いというアンケート結果が出ています。この年代というのは、体力の衰えと同時に仕事が忙しく体がついていってない年代なのかと。

なので少しでも座りたいという気持ちがあるのかなと思います。

譲って下さいと言うのは間違っていないが・・

僕の考えで一般席や優先席関係なく、座るべき人に席を譲るのが当たり前だと思っています。でも今の日本でそれが機能していないから優先席なるもの出来たのです。

つまり優先席は座るべき人であれば譲って下さいと声をかけるのは間違っていないと思います。

でもこれが出来ない人が多い。恥ずかしい気持ちもあるし、逆切れされるのも怖いですからね。

世の中、変な人いますから、わざわざ声をかけてトラブルになるよりも辛いけど立っておこうとなる気持ちもありますよね。

立場は対等ですが下からいう方がトラブルが少ない

声をかける時に勘違いしてほしくないのは、当たり前の権利のように上から目線で「席を譲れ」というのは間違っています。

優先ですが専用ではないので、あくまでお願いする姿勢が大切です。

譲る方も譲られる方も、自分の主張だけをするのではなく、相手の気持ちを考えると腹もたたないのですけど出来てないのが今の日本ですね。

優先席なので声をかけて譲ってもらっても問題はないと思いますし、あくまで僕の考えですが、寝ているフリをしている人からは、席を譲ってもらっていいと思います。

まとめ

優先席に座っていて、機会があれば席を譲りたいと思っている。けれど譲る対象が分からない場合もあります。

反対に絶対に譲りたくないと考えて優先席に座っている人もいます。

どちらにしても、譲ってもらいたい場合は、こちらから声をかけるのが1番てっとり早いと思います。しかし世の中には色々な人がいるので声をかけにくいのも事実です。

僕としては譲るか譲らないかの話になる事自体が異常事態で、一般席含め譲るのが当たり前の社会になる事を願うばかりです。

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