整形せずに二重にする方法として、アイプチ、メザイク、二重テープ(アイテープ)があります。
全く違った美容商品(グッズ)ですが、明確に違いを説明できる人は少ないかもしれません。
なのでこの記事では、それぞれの特徴とは?歴史は?など、今まで曖昧だった情報を整理して解説します。
目次
アイプチ・メザイク・二重テープ(アイテープ)とは?
手軽に二重にするメジャー3商品といえば、アイプチ、メザイク、二重テープ(アイテープ)です。
これらの違いや歴史、人気の変化を整理しました。
アイプチの特徴・歴史・人気度の変化
アイプチとは、美容商品の販売をしているイミュ株式会社が、1970年ごろ発売した、二重のりの商品名です。
2020年の現在では、二重のりの総称として認識されています。
最初はまぶたを織り込んで接着するタイプが主流でしたが、今はまぶたに皮膜を作り二重を作る非接着タイプも販売されています。
いっちー
アイプチの人気度の変化
▲アイプチの人気度の変化
グーグルトレンドというツールを使ってアイプチの人気度を調べました。
2010年ごろから人気が出始め、その人気は2013年ごろに落ち着きます。その後、現在までほぼ横ばいの状態です。
いっちー
メザイクの特徴・歴史・人気度の変化
メザイクとは、伸縮する極細粘着繊維をまぶたに貼り、二重を作る商品の名称です。
化粧品や化粧雑貨を作っている株式会社アーツブレインズが、2001年に販売しました。
メザイクの人気度の変化
▲メザイクの人気度の変化
グーグルの仕様上、発売した2001年のデータは見れないのですが、2009年7月に最初の爆発があります。
その後は、すぐに落着きをみせ、徐々に右肩上がりに人気が出ます。2013年のピーク後は緩やかに人気が落ちていきます。
2016年に一瞬、人気が爆発しますが、その後も緩やかに人気は衰え、現在に至ります。
いっちー
二重テープ(アイテープ)の特徴・歴史・人気度の変化
まぶたにテープを貼り、折り込んで二重を作るテープです。
いつどこの会社が販売したのかなど詳細は分かりませんでした。
片面接着タイプと両面接着タイプの2種類があります。片面接着タイプはアイプチの皮膜タイプ、両面接着タイプはアイプチの初期商品と原理は同じです。
いっちー
ちなみに僕が使っていたのは、片面接着タイプの二重テープです。
時にはセロハンテープを使っていた事もあります。テカりますが、夜用として使っていたので問題はありませんでした。
今は絆創膏を使っている人も居ますが、当時の僕にその発想はありませんでした(笑)
ダイソーの二重テープの比較をしているので参考にどうぞ!
【二重】アイテープはダイソーの片面がおすすめ!人気6商品を比較
二重テープの人気度の変化
▲二重テープの人気度の変化
2011年ごろから人気が出始め2014年ごろからは横ばい。2016年1~2月に一度爆発して、その後は横ばい。
▲アイテープの人気度の変化
2010年末ごろから人気が出始め2014年ごろからは横ばい。
微妙ではありますが、アイテープという名称が認知され、その後に二重テープという名称が認知された形です。
いずれにせよ2011年ごろから人気が出ました。
もの自体は昔からありましたが、この時期に二重が市民権を得始めたのが、人気が出た理由だと思います。
いっちー
二重ブームは2010年ごろから!人気になった理由を考察しました
二重化粧品(グッズ)の特徴をまとめていて気になったのが、二重はいつから人気が出たのか?という事です。
この章では、その点を僕独自の視点で考えたので共有したいと思います。
まず最初に「二重」の人気度の変化を見ます。
▲二重の人気の変化
2010年ごろから右肩上がりに人気が出てきているのが分かります。
それでは僕の考えを、お話したいと思います。
いっちー
ギャルが二重ブームを作った?
ギャルが二重ブームを作ったというのは、データを元にした僕の推測です。
▲ギャルの人気度
グーグルトレンドを見ても、2010年10月から急激にギャルの人気が出ています。その後2013年7月にピークがきて、その後は横ばい。
2017年12月からは人気が落ち着き2020年に至ります。
▲コギャルの人気度
ただしこれは第2次ギャルブームで、1次ブームは1990年代です。グーグルトレンドを見ても2004年8月のピークを最後に2010年末にかけて緩やかに人気は落ちています。
しかし、このデータは面白いですね。コギャルの人気が落ち着いたとたんに、ギャルの人気が急上昇なんですから。
いっちー
メイクに興味を持つ人が増えたから?
▲メイクの人気度
ギャルとも通じますが、メイクに興味を持つ女性が増えたからかもしれません。
2011年ごろからメイクの人気が急激に伸び始めています。
メイクは自分の顔を可愛く、又は綺麗にする為の方法ですが、目が大きい方が見栄えが良くなるのは、周知の事実でしょう。
一重でも目が大きい人はいますが、一般的には二重にした方が大きくなり、目力が増します。
なのでメイク人気の高まりと同時に、二重の人気も上がるのは納得がいきます。
いっちー
写真共有が増えた
推測としては、SNSが普及して、自分の顔を他人と共有する機会が増えたからなのかなと思っています。
昔は自分の顔を共有するのは、会社面接の履歴書くらいでしたが、ネットで出会った相手に写メを送る機会が増えたからかなと。
自分の顔を見る機会が増えた
あとは自己満足の世界で、昔は写真を撮っても自分が見るのは現像後でしたが、携帯電話で撮ると今すぐ見れる。
もちろん自分に自信がある人は少ないので、綺麗になりたいと思う。その機会が増えたのも原因かなと思います。
二重整形の歴史や人気の変化
二重グッズの特徴と歴史、人気の変化をお伝えしました。その中で、二重は2010年ごろから人気が出てきたとうのも分かりました。
この章では、グッズではなく二重整形の歴史や人気が、どう変化したのかを解説します。
美容整形・二重整形の歴史
始まりは紀元前600年のインド
美容整形の始まりは、紀元前600年ごろのインドと言われています。
当時は囚人の鼻をそぎ落とすという罰があり、その後、社会復帰時に元に戻すというものが行なわれていたそうです。
日本には1875年に伝わる
日本に美容整形が入ってきたのは1875年です。
二重整形の埋没法は1920年に考案
二重整形には切開法と埋没法があり、新しい技術である埋没法は1920年代に日本で考えられました。
「逆さまつげ」の治療を応用したようです。
ただし拒否反応の出ない糸がなく、埋没法の普及は終戦後です。ナイロン糸が開発されたからです。
戦争で技術が向上
また、美容整形は戦争で負傷した兵士の傷を目立たなくする為に、技術が向上しました。
機能的に問題がなくても、傷をみて戦争を思い出さないための処置でメンタルケアの部分もあったんですね。
科目として認められる
1978年には美容外科という科目として認められました。
いっちー
プチ整形とは?
二重手術、ヒアルロン注射、ボトックス注射など、手軽に行なえる美容整形に使われます。
ちなみに高須クリニックの、高須克弥先生が考えた言葉です。
この言葉により、身近に感じる事が出来るようになり、美容整形が普及していきました。
美容整形・プチ整形・二重整形の人気の変化
▲美容整形の人気の変化
▲プチ整形の人気の変化
▲二重整形の人気の変化
2010年ごろまでは、美容整形やプチ整形という言葉は知れ渡っていますが、横ばいで安定した人気です。急な上昇は2000年以降ありません。
ですが、二重整形は2010年から急激に人気が高まっています。
いっちー
まとめ
美容化粧品の特徴や歴史と、二重に関する歴史をお伝えしました。
美容整形の技術は100年以上前に入ってきていて、二重化粧品(グッズ)は、1970年ごろには開発されています。
土壌は出来上がっていましたが、二重が人気になりだしたのは2010年ごろです。
いっちー
あとは、どの技術を使って二重にするかを決めるだけです。それぞれにメリット・デメリットがあるので、あなたに合った方法で二重にしてください。
二重にするというのなら、メリットしかないと思っています。